お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんがこのほど、「パインアメ」の特命配布係長としてPRに協力し「“クビ通告”された」とキレていたパイン社と“和解”。発行部数30万部超の西野さんの絵本「えんとつ町のプペル」をモチーフにした「プペルアメ」のパッケージをデザインし、アメの袋詰め作業を手伝うことを27日、明らかにした。
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西野さんは、MCを務めるバラエティー番組「ガリゲル」(読売テレビ)のイベントのオープニングトークで、楽屋にあった「パインアメ」を配り、イベントを盛り上げるなどした。そして自身の好感度アップのために「パインアメのオッチャンになる!」と宣言。2016年にパイン社より「特命配布主任」の辞令が交付された。
さらに商品の宣伝の正式オファーがあり、PR曲を制作し、「特命配布課長」に“昇進”していたが、5月にニューヨークでの個展開催中に、パインアメの公式ツイッターで「キンコン西野亮廣さん多忙で大ピンチ! ひとまずキンコン西野亮廣さんに感謝」 とツイートされたことを受け、自身のブログで「クビにするなんて絶対に認めねーからな!」と一方的に継続を宣言していた。
西野さんによると、パイン社のツイートは、渡米などで多忙な西野さんを気遣った誤解だったといい、「僕が具体的に売って、『西野が関わることによって、どれくらい売れたのか?』を明確な数字で出そう」と、“西野販売用”のパインアメを作ることにした。西野さんが主宰するオンラインサロンの「デザイン部」がデザインしたパッケージに、パイン社も盛り上がり、西野さんが滋賀県の同社工場で、アメの袋詰めを手伝うことまで決定した。
西野さんは「よかれと思ってパッケージデザインをしたところ、まさか工場までアメを詰めに行くことになってしまいました」とちょっぴり不服そうだが、オリジナル「プペルアメ」は「パインアメの日」となる8月8日、「なんばHatch」(大阪市浪速区)で開かれるイベントでプレゼントされる予定。