俳優の山田孝之さんと菅田将暉さんがダブル主演の連続ドラマ「dele(ディーリー)」(テレビ朝日系、金曜午後11時15分)の最終話で、菅田さんが2分半におよぶ1カットのアクションシーンに挑んだことが13日、分かった。山田さんは車椅子でのアクションに挑戦したという。最終話は14日放送。
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ドラマは、所有者の死後にパソコンやスマートフォンに残されたデータ「デジタル遺品」がテーマ。関係者の依頼を受け、死後に不都合なデジタル記録を全て内密に抹消する仕事をしている坂上圭司(山田さん)と、フリーランスの何でも屋で、ひょんなことから圭司の仕事を手伝うようになる真柴祐太郎(菅田さん)を主人公に、デジタル遺品を巡る1話完結型の人間ドラマが描かれる。
最終話では、圭司と祐太郎がそれぞれ覚悟を決め、心の奥底に抱えこんできた壮絶な過去に決着をつけることに。クライマックスでは、圭司と祐太郎の拠点である「dele. LIFE」が何者かに襲撃されるなど、かつてない展開が次々と巻き起こるという。最終話の脚本は、シリーズ全体の原案・パイロット脚本を担当した本多孝好さんが手がけた。
最終話は、「dele. LIFE」にデータの死後削除を依頼していた辰巳仁志(大塚明夫さん)が死亡。パソコンの動作停止を知らせる信号が圭司の端末に送られてきた。その報告を受けた祐太郎は怒りを抑えた表情を浮かべ、依頼人は弁護士の辰巳仁志なのかと確認する。いつもは朗らかな祐太郎のひょう変ぶりに、驚きを隠せない圭司。その矢先、さらに想定外の出来事が起こる……。
まもなく圭司は、辰巳が祐太郎の妹・鈴(田畑志真さん)の死を巡り、入院先の弁護を担当していた人物だと突き止める。当時、鈴の死には不審な点があったが、病院側の主張が通り、祐太郎ら遺族は筆舌に尽くしがたい心の傷を負っていた。身を切り裂く過去に共鳴した圭司は、祐太郎に促されるまま、辰巳が残した音声データを再生。そこには“祐太郎の無念を晴らす真実”を示唆する会話が記録されていた……という展開。
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