モデルで女優の馬場ふみかさんが5日、大阪府枚方市で行われた連続ドラマ「深夜のダメ恋図鑑」（ABC・テレビ朝日）のトークショーに登場。美人なのに元ヤンで男性経験の無いIT企業受付嬢の古賀円を演じている馬場さんについて、ふくだももこ監督が「元ヤンの設定なので、 部屋にいるシーンでは、がさつにしてくれるかなと心配していたんですが、 何も言わないのに、 股パッカーンって……」と暴露。馬場さんは「演技ですけど……。バレエをやっていたので、 ガニ股になったのかな？」と話しつつ、「共演者の方や監督さんから、よく元ヤンぽいと言われますが、元ヤンではありません」ときっぱり否定していた。

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　ドラマは「このマンガがすごい！2017」オンナ編4位になった尾崎衣良さんの同名マンガの実写化で、馬場さん、佐野ひなこさん、久松郁実さんの3人がダメ男たちを的確かつ辛辣（しんらつ）にキレキレの決めぜりふでぶった切る“痛快恋愛ドラマ”。佐野さんが恋人は途切れたことがないがダメ男ばかりという行政書士の千鳥佐和子を、久松さんが少女マンガで育ち理想の彼は「王子様」のメーカー勤務の福間千代役を演じる。

　馬場さん、佐野さん、久松さんが白目をむくシーンが度々あるといい、馬場さんは「急に現場で言われて。今まで意識してやったことが一度もなくて、練習しすぎで眼球が痛くなりました」と明かすと、ふくだ監督は「『ダメ恋』は白目と見下しのキメ顔が多いです」と意外な見どころを語った。

　トークでは第1話で円（馬場さん）が不倫男をぶった切るシーンがあり、馬場さんは「横浜でサッカー試合の観戦帰りの人たちに見られながら、怒鳴ってました」と笑顔で振り返った。また「普段はあまり怒らない。怒るとムッとして話さなくなるタイプ」という馬場さんは「普段だと声に出せないことを口に出して言えるのは気持ちいいですね」と撮影を楽しんでいる様子だった。

　ドラマはテレビ朝日で6日から毎週土曜深夜2時半、ABCで毎週日曜午後11時35分（7日の初回は11時40分）に放送される。ドラマ本編に加え、「TSUTAYAプレミアム」で限定オリジナルエピソードも配信される。