清原果耶:プロデューサー山田孝之が「専属契約を結びたい」と大絶賛

映画「デイアンドナイト」の完成報告会見に参加した清原果耶さん(左)とプロデューサーを務めた山田孝之さん
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映画「デイアンドナイト」の完成報告会見に参加した清原果耶さん(左)とプロデューサーを務めた山田孝之さん

 女優の清原果耶さんが5日、東京都内で行われた映画「デイアンドナイト」(藤井道人監督、2019年1月26日公開)の完成報告会見に、山田孝之さんらと共に出席。今作にプロデューサーとして参加した山田さんは、オーディションで抜てきされた清原さんについて「書類選考から500人以上の方が参加していただき、単純に清原さんが1シーン演じた時に、圧倒的に(役名の)奈々だったんです。見つけたっていう喜びと、奈々というキャラクターをくみ取ってくれた喜び。素晴らしかったです。僕は専属契約を結びたいと、ずっと思っています」と大絶賛。山田さんの言葉に、清原さんは照れ笑いを浮かべていた。

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 昨年11月、秋田県内で撮影した。秋田県での思い出を聞かれた清原さんは「ご飯がおいしかったという思い出が、温かく心に残っています。地元の炊き出し隊がおいしいご飯を作って、『お疲れ様です』って迎えてくれたのが、癒やしと支えになっていました」とにっこり。撮影現場は「撮影時の記憶があまりないぐらい、毎日体当たり、タックルみたいな、感情的な撮影をしていて。この作品に向けて、そのぐらい大きな熱量をもっていた記憶はあるので、すてきなことだと思います」と答えていた。

 会見には、企画を担当し、主演を務める阿部進之介さんのほか、安藤政信さん、藤井監督も出席した。

 映画は、父(渡辺裕之さん)が自殺し、実家へ帰った明石幸次(阿部さん)が主人公。父は大手企業の不正を内部告発したことで死に追いやられ、家族もまた崩壊寸前だった。そんな明石に児童養護施設のオーナーを務める男、北村(安藤さん)が手を差し伸べる。孤児を父親同然で養うかたわら、「子供たちを生かすためなら犯罪をもいとわない」という道徳観を持ち、正義と犯罪を共存させる北村に明石は魅せられていく。そんな明石を児童養護施設で暮らす少女・奈々(清原さん)は案じていたが、明石は次第に復讐(ふくしゅう)心に駆られ、善悪の境を見失っていく……というストーリー。

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