西郷どん:歴史家・磯田道史が大河デビュー 時代考証に続き本編にも登場

「西郷どん」で大河デビューを果たす磯田道史さん (C)NHK
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「西郷どん」で大河デビューを果たす磯田道史さん (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」に、歴史家の磯田道史さんが出演することが15日、明らかになった。同作で時代考証を担当してきた磯田さんは、初代京都市長の内貴甚三郎(ないき・じんざぶろう)役で21日放送の第39回「父、西郷隆盛」に登場し、大河デビューを果たす。

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 第39回「父、西郷隆盛」では、2代目京都市長に就任した西郷菊次郎を演じる西田敏行さんとの共演シーンもあるという。制作統括の櫻井賢さんは「なかなかすごい人ですね、磯田先生は。あの名優・西田敏行さんを前にして『僕には三つくらい演技プランがあるんです』ってことを言いながら撮影に臨まれていた。あの肝っ玉の強さは何だろうって思いましたが(笑い)」と感心していた。

 「西郷どん」は、明治維新150年記念放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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