成田凌:サッカー少年のころの写真公開 「心が折れる寸前の写真で…」

映画「ここは退屈迎えに来て」の公開記念舞台あいさつに登場した成田凌さん
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映画「ここは退屈迎えに来て」の公開記念舞台あいさつに登場した成田凌さん

 俳優の成田凌さん20日、東京都内で開催された映画「ここは退屈迎えに来て」(廣木隆一監督)の公開記念舞台あいさつに出席。舞台あいさつでは、登壇者の約10年前の写真を披露する企画が行われ、「中学2年生のサッカーの県大会決勝戦」の時の写真を公開した成田さんは、「心が折れる寸前の写真で、決勝になって急に(試合に)出してもらえなくて……。サッカーは得意だったんですけど、痛いからヘディングも嫌いで、人と当たるのも嫌だったんで。監督はそれが許せなかったようで、試合に出られなくて」と当時を振り返り、周囲を笑わせていた。

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 舞台あいさつには橋本愛さん、村上淳さん、渡辺大知さん、廣木監督、原作者の山内マリコさんも出席。渡辺さんは、高校3年生の時という「黒猫チェルシー」初期のライブ写真を公開し、「ステージ上で過激なことばかりしていて、裸になって、観客に当たっても痛くないように豆腐を投げたり、ステージ上でうどんを作っていたり。音楽より、投げていた方が楽しかったです」と振り返り、照れ笑いを浮かべていた。

 映画は、山内さんの同名小説が原作。何者かになりたくて東京で就職したが、10年たって地元に戻った27歳の「私」(橋本さん)は、タウン誌で記事を書くフリーライターで、親からはフリーター同然の扱い。「私」は高校時代の友達と久々に会った勢いで、憧れの椎名(成田さん)に連絡して会うことになる。東京に憧れと怖さを持ちながら地元で暮らす「あたし」(門脇麦さん)は、元彼の椎名を忘れられず……という内容。

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