伊藤沙莉:TAMA映画賞最優秀新進女優賞に感激 「この賞がスタートライン」

第10回TAMA映画賞の授賞式に出席した伊藤沙莉さん
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第10回TAMA映画賞の授賞式に出席した伊藤沙莉さん

 女優の伊藤沙莉さんが17日、パルテノン多摩(東京都多摩市)で行われた第10回TAMA映画賞の授賞式に出席。「パンとバスと2度目のハツコイ」(今泉力哉監督)、「寝ても覚めても」(濱口竜介監督)などで最優秀新進女優賞を受賞した伊藤さんは、トロフィーや花束を受け取りマイクの前に立つと目を潤ませて、「すみません、早いですね……。このような賞をいただきありがとうございます!」と感激していた。

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 続けて「私は9歳から、このお仕事をさせていただいています。15年間は決して楽しいものではなく、心底悔しい思いも、傷つくこともありましたが、こうやって誰かに(演技を)認めてもらえるのは幸せなことだと思っています。ここに立てるのはいろいろな人たちの支えがあったから。この賞をスタートラインだと思って、大好きなお芝居を楽しみつつ頑張りたい」と前を向いた。

 TAMA映画賞は、1991年から毎年、多摩市で開催されている市民映画祭「TAMA CINEMA FORUM」で2009年に創設された映画賞。この日の授賞式には松坂桃李さん、吉沢亮さん、吉村界人さん、松岡茉優さん、深川麻衣さんらも出席した。

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