「週刊少年ジャンプ」(集英社)編集部が、応募資格を23歳以下に限定したマンガ賞「U(アンダー)23ジャンプWEBマンガ賞」を創設し、19日から募集を開始した。応募者に近い感覚での作品審査を目指すといい、20代のジャンプ編集者のみで選考を行う。また、奨励賞を23本以上、必ず選出するという。ウェブマンガサービス「ジャンプルーキー!」で応募できる。締め切りは2019年3月31日。
ウナギノボリ
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大賞に選ばれると、賞金100万円が贈られるほか、マンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」への掲載が確約される。準大賞には、賞金20万円に加え、「少年ジャンプ+」への掲載を確約。奨励賞には賞金5万円が贈られる。
賞の応募者に向けて、21歳の時に「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」で同誌連載デビューをしたうすた京介さん、18歳の時に「邪馬台幻想記」で同誌連載デビューをした矢吹健太朗さんのコメントが公式サイトに公開された。
うすたさん、矢吹さんのコメントは以下の通り。
僕が初めてマンガ賞をもらったのは15、16歳ごろ、投稿を始めたのは13歳ごろでした。今思うとかなり早いですが、小さい頃からマンガばかり描いていた僕としては当時誰に教わるでもなく当たり前のようにやっていたことでした。とにかく自分の描いたマンガを知らない誰かに評価してもらいたい、誰かに認められたいという思いが人一倍強かったように思います。今はネットの普及で一般の人が作品を発表できる場も増えましたが、だからこそ、その中で際立つ存在になるのは大変かもしれません。でもいつの時代でも一番大事なのは「認められたい」という強い思いと根拠のない自信です。若いうちにどれだけ勘違いできたかで、君の人生は変わるかもしれません!
マンガ家は楽しいです!! 絵を描いてお金をもらえるだけでも幸せなのに、パーティーで憧れの作家さんに会ったり、作品を通じて声優さんやアニメーターさんなど、他業種の人と知り合えたり、意外に外とのつながりも広がる仕事です。あとやっぱりマンガ界において「ジャンプ」のパワーは大きいです。思わぬところで「読んでました!」って人に出会えたりします。マンガ好きで、それを仕事にできると思う人にはぜひ目指してほしい! もちろん狭き門ではあるのでアドバイスできるとしたら……「プロ意識」!! たとえマンガ賞でも、プロを目指す以上は「人を楽しませる商品」と思って作品を作るべきだと思います。自分のマンガの何が売りなのか、どこで楽しませたいのか、考えながら作品を作りましょう!!……って、これは視野が狭かったデビュー当時の自分に言いたいことなんですが……。いつか、「U23ジャンプWEBマンガ賞でデビューしました!」って会いに来てくれたらうれしいなぁ……。待ってます!!
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