歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが3日、成田山新勝寺(千葉県成田市)で開かれた恒例の節分会(せつぶんえ)に2年ぶりに登場した。長女の麗禾(れいか)ちゃん、長男の勸玄(かんげん)君と共に、堂内からの「福は内!」の掛け声とともに豆をまいた。
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節分会には、田畑政治役の阿部サダヲさんや大森安仁子役のシャーロット・ケイト・フォックスさん、吉岡信敬役の満島真之介さん、可児徳役の古舘寛治さん、金栗シエ役の宮崎美子さんらNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)」のキャスト、横綱・白鵬関ら大相撲の力士も参加した。海老蔵さんは優しい表情を見せて2人の子供を見守りながら、下手から豪快に豆をまいた。屋号の「成田屋!」の声があると、海老蔵さんは手を振って応えていた。
豆まきは午前と午後に計3回実施。大豆860キロ、からつき落花生400キロ、剣守(けんまもり)1095体(1回で365体)が用意された。新勝寺では、本尊・不動明王の慈悲で鬼も改心させてしまうということから「鬼は外」を唱えないのが伝統となっている。