あのクズを殴ってやりたいんだ
第6話 走り出したクズと恋
11月12日(火)放送分
女優の木村佳乃さん主演の連続ドラマ「後妻業」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の3話が5日に放送される。3話は、死亡した中瀬耕造(泉谷しげるさん)の後妻・小夜子(木村佳乃さん)と、耕造の次女・朋美(木村多江さん)が対峙(たいじ)する……という展開。同話の予告映像では、朋美が小夜子に「この人殺し!」と迫ると、小夜子が「うちは殺してくれって頼まれたんや」と返す姿などが収められている。
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耕造の葬儀を終え、小夜子と柏木亨(高橋克典さん)は、認知症を患った大手外食チェーンの会長・富樫幹夫(佐藤蛾次郎さん)を次のターゲットにする。幹夫が暮らす高級老人ホームへ向かった小夜子だが、認知症の幹夫に対して一筋縄ではいかなそう。
同じころ、小夜子が過去に3度結婚し、すべての夫と死別していることを突き止めた探偵の本多(伊原剛志さん)は、「あの女が父を殺したことを証明したい」という朋美の依頼を受け、小夜子のマンションで聞き込みを開始。3番目の夫・武内宗治郎が不可解な死を遂げていたことを知った本多は、亡くなった宗治郎の家族の話から、小夜子が耕造と入籍しなかった理由を推理する。
その矢先、内縁の夫・司郎(長谷川朝晴さん)と絵美里(田中道子さん)の浮気を疑い始めた朋美は、本多から「耕造を含むすべての夫が、柏木が経営する結婚相談所『ブライダル微祥』に入会していた」という報告を受ける。我慢できなくなった朋美は、単身、小夜子の自宅に乗り込む。話術にたけた小夜子の前では手も足も出ず、思わず「あなた、後妻業よね」と直球を投じてしまう。しかし、小夜子はその言葉にひるむどころか“ある告白”をする……というストーリー。
「後妻業」は、黒川博行さんの同名小説(文芸春秋)が原作で、遺産相続目当てで資産家の高齢男性を狙う結婚詐欺、後妻業が題材。男をたぶらかす天才・小夜子が“女の色香”で男たちから財産を巻き上げる姿を描く痛快サスペンス&大人の恋愛ドラマ。
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