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11月21日(木)放送分
2020年度前期のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)の制作発表会見が28日、東京・渋谷の同局で行われた。主人公を窪田正孝さんが務める。タイトルは「エール」で、102作目の朝ドラとして来春から放送される。朝ドラの主人公を男性が務めるのは14年後期の「マッサン」の玉山鉄二さん以来約6年ぶり。
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主人公は福島県の作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)さんがモデル。古関さんは全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」、プロ野球・阪神タイガースの応援歌として知られる「六甲おろし」を手掛けたことでも知られる。「エール」は昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家とその妻・金子(きんこ)さんとの物語となる。
主人公・古山裕一(こやま・ゆういち)役の窪田さんは「時に男肌でもある(主人公の妻のモデルの)金子さんとの一生を描きつつ、古関さんの軌跡をたどる役を全身全霊で演じさせていただきたい。現場の皆さんとたくさん話して、楽しい現場にして、全国、福島の皆様にエールを届けたいと思います。ここに決意表明を示したいと思います」と語った。
続けて、窪田さんは朝ドラ主演について「つい先日聞いた」といい、「朝ドラで主役……僕は女性と思われているのかなと一瞬思ったりもしたんです」と笑顔を見せた。「プロデューサーさんから丁寧に説明を受けて、この作品の思いというか、『福島の皆様に届けたい、全国の皆様に届けたい』という思いが素直に入ってきた。自分の中でのやる気というか、決意がみなぎった感覚がありました」と話した。
朝ドラは現在、安藤サクラさん主演の「まんぷく」が放送中。4月1日には第100作となる広瀬すずさん主演の「なつぞら」がスタートし、9月30日から戸田恵梨香さんが主演を務める「スカーレット」が放送される。
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