中村倫也:実写「アラジン」で主人公の声&歌唱も ジャスミンは木下晴香

実写映画「アラジン」でアラジンの日本語吹き替えを担当する中村倫也さん(右)と木下晴香さん(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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実写映画「アラジン」でアラジンの日本語吹き替えを担当する中村倫也さん(右)と木下晴香さん(C)2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 ディズニーの人気長編アニメーションを実写化した映画「アラジン」(ガイ・リッチー監督、6月7日公開)のプレミアム日本語吹き替え版で、主人公アラジンの声を俳優の中村倫也さんが担当することが10日、明らかになった。自由に憧れる王女ジャスミンの声は、ミュージカル女優の木下晴香さんが担当する。吹き替え版では、中村さんと木下さんが名曲「ホール・ニュー・ワールド」を実際に歌っている。2人はオーディションを経て起用され、決め手は演技力と歌唱力、「ホール・ニュー・ワールド」の歌声だったという。

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 日本語吹き替え版に出演するのが初めてだという木下さんは、ジャスミンの声を担当することに「すごくうれしいです。数あるディズニーの作品の中でも本当に大好きな作品の一つで、まだどこか信じられていない自分がいるのに、ここにいるこの状態……」と話し、「アラジン」のテーマとなっている“願い”にかけて「思い続ければ願いはかなう!」とコメント。

 中村さんは、「ホール・ニュー・ワールド」を歌うシーンについて「自分が携わる仕事で、感じたことのない感動がありました。小さいころから知っている名曲に自分が歌って吹き込んで完成版を見たとき、珍しく鳥肌が立ちましたね。アラジンはジャスミンを誘って一緒にいろんな世界を見て回ろうよという、優しさと強さ、ちょっとした強引さがありながらすてきな体験をさせてあげる……。そういう幸せな気持ちやキラキラした感情がいっぱいのシーンになればいいなと思って、吹き替えをしました」と語っている。

 「アラジン」は、人生を変えるチャンスを待つ青年アラジンと、新しい世界に飛び出したい王女ジャスミンの身分違いのロマンスと、三つの願いをかなえる魔法のランプを巡る冒険を描いた物語。アニメーション映画が1993年に日本で公開された。実写映画では、アラジンをメナ・マスードさん、ジャスミンをナオミ・スコットさん、ランプの魔人・ジーニーをウィル・スミスさんが演じている。また、日本語吹き替え版のジーニーの声は声優の山寺宏一さんが担当する。

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