パーフェクトワールド:瀬戸康史「是枝がんばれ」に共感 「肩を組んであげたい」 自身の恋愛は“是枝派”

連続ドラマ「パーフェクトワールド」で是枝洋貴を演じている瀬戸康史さん=カンテレ提供
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連続ドラマ「パーフェクトワールド」で是枝洋貴を演じている瀬戸康史さん=カンテレ提供

 俳優の松坂桃李さん主演の連続ドラマ「パーフェクトワールド」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第7話が6月4日、放送される。5月28日放送の第6話では、瀬戸康史さん扮(ふん)する是枝洋貴が、山本美月さん演じる川奈つぐみにプロポーズする場面が登場し、「すてきでした」「グッときた」「誠実なプロポーズで泣きました」「是枝がんばった」などとSNS上で話題を集めた。瀬戸さんが、演じている是枝についてや自身の恋愛について語った。

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 ドラマは、2014年から有賀リエさんが女性向けマンガ誌「Kiss」(講談社)で連載中のマンガが原作。大学時代に事故に遭い、脊髄(せきずい)損傷で下半身不随になった建築士・鮎川樹(松坂さん)と、高校時代の同級生・川奈つぐみとの純愛ストーリーを描いている。

 瀬戸さんは、第6話での是枝の行動について「形勢逆転して、つぐみとの結婚、幸せな未来みたいなゴールには向かっているのですが、是枝はすごく焦っているな、と思いました。つぐみの気持ちが、また鮎川の方にいってしまう恐怖もあるでしょうし、すごく不安なんでしょうね。だから、僕は『是枝、落ち着け』と思っています」とコメント。話題となったプロポーズについては「リアルに考えてしまうとできないですけれど、つぐみと是枝くらい長い付き合いだったら、年齢的な問題やタイミングを考えると、プロポ―ズはするんじゃないですかね」と分析している。

 是枝というキャラクターについては「すごく気が使えて優しいんですよね、彼。僕も『是枝がんばれ』というか、肩を組んであげたい」と語りながら「『焦りすぎるな』というのと『もうちょい周りを見てみろ』っていうアドバイスをしたいですね。いちずなのはとても良いことですけど、自分がつらくなるだけだし。もうちょっと広い視野で見てみると、また気持ちも変わるんじゃないかな」と、話している。

 つぐみにいちずな思いを寄せてきた是枝に対して、SNSでは「#是枝ばんがれ」「#是枝がんばった」といったハッシュタグで盛り上がりを見せてきた。瀬戸さんは「ネットで皆さんが応援してくれているのも、めちゃくちゃうれしいです。樹やつぐみの恋愛だけではなく、是枝の恋愛に対しても熱くなって『がんばれ!』って応援してくれたりするのは、このドラマ自体を毎週楽しみに見てくださっている証拠だと思う」と喜んでいる。

 「一緒に居て楽なタイプ」「憧れのタイプ」、どちらの恋愛がいいかという質問には、「慣れ親しんだ恋愛ですね」と答え、「憧れって最初からハードルが上がりすぎているから、後は下がる一方というか。美化して相手を見てしまうけど、是枝みたいに子供の頃から知っていると、是枝のせりふでも『今さら恥ずかしがったりする関係じゃないだろう』というのがあるように、バカをやっていたことも知っているだろうし。そういうのもひっくるめての恋愛ができそうだな、と。スタートラインが一緒のような気がする是枝とつぐみの恋愛は共感できます」と、自身も“是枝派”だと語っている。

 第7話は、長野・松本でインテリアコーディネーターとして働くようになったつぐみは、東京にいる樹の元へ。つぐみは樹と再会したことを是枝に言えず、心を痛める。しかし、是枝は樹からの連絡で、2人の再会を知っていた。つぐみと樹の関係に焦りを感じた是枝は……というストーリー。

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