なつぞら:「おしん」田中裕子、「天花」藤澤恵麻が登場! 歴代ヒロインは12人に

NHK連続テレビ小説「なつぞら」第123回に登場した藤澤恵麻さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」第123回に登場した藤澤恵麻さん (C)NHK

 女優の広瀬すずさんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第123回が8月21日に放送され、1983年度の朝ドラ「おしん」でヒロインを演じた田中裕子さん、2004年度前期の朝ドラ「天花」でヒロインを演じた藤澤恵麻さんが登場した。田中さんはなつ(広瀬さん)が通う産婦人科の医師・高橋秀子役、藤澤さんはなつが産婦人科の待合室で遭遇する妊婦役。これで「なつぞら」に登場した歴代朝ドラヒロインは12人となった。

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 藤澤さんは「天花」以来、14年ぶりの朝ドラ出演。「記念すべき100作目の朝ドラに参加できて、とても光栄です。『なつぞら』をずっと見ているので、これから母になる“なっちゃん”に幸せな雰囲気を感じてもらえる存在になれたらいいなと思いながら参加しました」と話す。

 また「『天花』以来、久しぶりの朝ドラの現場でしたが、リハーサルから丁寧に作品を作っていく過程や細かく作り込まれたセットなどが懐かしく、里帰りをしたような気持ちです。スタッフ、キャストの密度やチーム感は朝ドラならでは。広瀬さんがヒロインとして現場を引っ張っていく力、まぶしさ、温かさを感じ、『自分の時はこんなにできていなかったなあ……!』と思うと同時に改めて感謝しています。連続テレビ小説は、いつの時代も朝を元気に彩っているので、これからも朝ドラを応援していただけたらうれしいですね。私もずっと見続けます」とコメントを寄せている。

 「なつぞら」は、100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。戦後、北海道・十勝地方に移り住み、移民1世の柴田泰樹から開拓者精神を学んだなつは、高校卒業後に上京。当時「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽に手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく。

 これまで「ひまわり」(1996年度前期)の松嶋菜々子さん、「娘と私」(1961年度)の北林早苗さん、「ふたりっ子」(1996年度後期)の岩崎ひろみさん、「おしん」の小林綾子さん(子供時代)、「どんど晴れ」(2007年度前期)の比嘉愛未さん、「純ちゃんの応援歌」(1988年度後期)の山口智子さん、「ちりとてちん」(2007年度後期)の貫地谷しほりさん、「本日も晴天なり」(1981年度後期)の原日出子さん、「だんだん」(2008年度後期)の三倉茉奈さん、「鳩子の海」(1974年度)の藤田三保子さんといった歴代朝ドラヒロインが登場している。

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