いだてん:杉咲花がまさかの再登場! 今度はシマの娘りく役「夢のようでした」

NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第35回に登場したシマの娘りく役の杉咲花さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第35回に登場したシマの娘りく役の杉咲花さん (C)NHK

 宮藤官九郎さん脚本のNHK大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の第35回「民族の祭典」が9月15日に放送され、女優の杉咲花さんが再登場した。自身が演じてきたシマの娘りく役で、杉咲さんは「夢のようでした。大好きな『いだてん』の現場にまだまだいられる!という喜びが一番大きかったです」とコメントを寄せた。

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 シマは三島家の元女中で、日本女子スポーツの先駆けとなる人物。女性の社会進出にも理解がある増野(柄本佑さん)と結婚し、2人の間には長女りくが生まれ、幸せな日々を送っていたが、その矢先、関東大震災に巻き込まれて行方不明に……と展開した。

 そのシマの娘りく役で再登場した杉咲さんは、撮影現場で金栗四三(かなくり・しそう)役の中村勘九郎さんと再会を果たした際の心境を「劇中で、シマと四三さんは同志、りくと四三さんはいとこのような関係性なのかなと個人的に思っていました。休憩時も含め、りくとして現場にいさせていただいて、感覚的な距離感としても、よりそういう関係性に変わっていたような気がして、すごくうれしかったです」と明かす。

 また、シマとりくとの演じ分けについては「最初の方は自分で演じていてもシマみたいになってしまっている気がする、と苦戦することが多かったのですが、演じていくうちに、りくはシマより少し控えめな女の子ということが分かった気がしたので、そこを一番心がけました」と話した。

 「いだてん」は、日本人五輪初出場の明治末から、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。

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