女優の広瀬すずさんが主演を務める映画「一度死んでみた」(2020年3月20日公開)の本予告映像が12月9日、公開された。主人公・七瀬を演じる広瀬さんが「野畑七瀬、慶明大学薬学部3年デス! 嫌いなものは野畑計、私の父デス!」と“デス口調”で話すシーンや、父・計(はかる、堤真一さん)に「臭い~!」と消臭スプレーを吹きかける場面など、自身の新境地である“反抗期こじらせ女子”をコミカルに演じている。また、広瀬さんがデスメタル調のロックな衣装を着て、「死んでくれ~!」とシャウトするライブシーンも収められている。
ウナギノボリ
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予告編では広瀬さんがデスメタルを歌っているが、本作の劇伴を、人気音楽クリエーター・ヒャダインさんが担当することも、明らかになった。ヒャダインさんが映画の劇伴音楽を務めるのは、「海月姫」(2014年)に続き2作目で、「広瀬すずさんの歌唱! さいっこうデス!! 魂の叫びデス! 僕はもう何回もこの映画を見ましたが何回も笑います! みなさんの演技が自由すぎて令和って感じデス!!!」とコメントしている。
同時に本ポスターが初解禁された。幽霊になった堤さんと、困り顔の吉沢亮さんにつかみかかる広瀬さんを中心に、リリー・フランキーさん、木村多江さん、松田翔太さん、西野七瀬さん、佐藤健さん、池田エライザさん、竹中直人さん、妻夫木聡さんら総勢26人のキャストが描かれている。
映画は、ソフトバンクのCM「ホワイト家族」シリーズや映画「ジャッジ!」「犬と私の10の約束」などの脚本を担当した澤本嘉光さんのオリジナルコメディー。auの人気CM「三太郎」シリーズなどを手掛けた浜崎慎治さんが映画で初めて監督を務める。
デスメタルバンド「魂ズ」でボーカルをしている女子大生の七瀬は、父の計が大嫌いな“反抗期こじらせ女子”。ライブで「一度死んでくれ!」と計への不満をシャウトしていたある日、「計が突然死んだ」という知らせが。実は「2日間だけ死んじゃう薬」を飲んだためで、計は仮死状態になっていた。2日後に生き返るはずが、彼をそのまま亡き者にしようというライバル会社の陰謀により、生き返る前に火葬されてしまいそうに。大嫌いだった父の絶体絶命のピンチに直面した七瀬は、計の部下の松岡(吉沢さん)と共に計を生き返らせようと奔走する……というストーリー。
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