NHK上方漫才コンテスト:本選出場8組が会見 からし蓮根「優勝しないといけないところにいる」

「第50回NHK上方漫才コンテスト」のブロック分け抽選会に登場した(前列左から)ネイビーズアフロ、パーティーパーティー、プードル、隣人(後列左から)からし蓮根、きんめ鯛、たくろう、ニッポンの社長
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「第50回NHK上方漫才コンテスト」のブロック分け抽選会に登場した(前列左から)ネイビーズアフロ、パーティーパーティー、プードル、隣人(後列左から)からし蓮根、きんめ鯛、たくろう、ニッポンの社長

 結成10年までの関西の若手お笑いコンビが競う「第50回NHK上方漫才コンテスト」のブロック分け抽選会が2月6日、NHK大阪放送局(大阪市中央区)で開催された。予選参加116組から「からし蓮根」「ネイビーズアフロ」「きんめ鯛」「パーティーパーティー」「たくろう」「プードル」「ニッポンの社長」「隣人」の8組が3月6日に同所で開かれる本選に出場する。

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 2回目の出場となる「からし蓮根」「ネイビーズアフロ」「たくろう」以外は、本選初出場というフレッシュな顔ぶれ。8組中6組が漫才、2組(隣人、ニッポンの社長)がコントになるという。昨年の「M-1グランプリ」の決勝にも出場した「からし蓮根」の伊織さんは「優勝しないといけないところにいると思う」と自信をのぞかせた。相方の杉本青空さんは「結婚して今、小遣いが3万円だけど、優勝して5万円の大台に乗せて大豪遊したい」と話し、周囲を沸かせた。

、関西の賞レースの常連の「ネイビーズアフロ」の皆川勇気さんは「絶対に優勝できる2本のネタを用意した」と優勝宣言。「ニッポンの社長」の辻さんは「ネイビーズアフロとからし蓮根が優勝してもおもろないし、(世間が)ざわつかない」とけん制した。

 抽選の結果Aブロック(からし蓮根、プードル、きんめ鯛、パーティーパーティー)、Bブロック(隣人、ニッポンの社長、ネイビーズアフロ、たくろう)となり、各ブロックを勝ち残った2組が決勝で対決する。

 「NHK上方漫才コンテスト」は、1971年スタートし、今回で50回を迎える長い歴史を誇り、上方演芸界において新人の登竜門として位置付けられている演芸コンテスト。「オール阪神・巨人」「トミーズ」「ティーアップ」「フットボールアワー」「笑い飯」など第一線で活躍するベテランや中堅コンビがこれまでに最優秀賞を受賞し、最近では「銀シャリ」「スーパーマラドーナ」「かまいたち」「ウーマンラッシュアワー」「和牛」「アキナ」「ミキ」らを輩出している。一昨年の第48回大会は「アインシュタイン」、昨年の第49回は「さや香」が優勝した。

 第50回は今年3月6日にNHK大阪放送局で開催される。MCは「千原兄弟」と松井玲奈さん。審査員は西川きよしさん、トミーズ雅さん、ハイヒールリンゴさん、ユウキロックさん、内藤剛志さん、三倉茉奈さん、漫才作家の大池晶さん。3月6日午後7時半からNHK総合(関西地域向け)で公開生放送される。

 2月21日午後7時半からNHK総合(関西地域向け)で歴代優勝コンビが出演する「漫才祭り2020 上方漫才コンテスト直前スペシャル」を放送する。

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