映画興行成績:「Fukushima 50」が初登場首位 「仮面病棟」は2位発進

映画「Fukushima 50」のビジュアル(C)2020「Fukushima 50」製作委員会
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映画「Fukushima 50」のビジュアル(C)2020「Fukushima 50」製作委員会

 3月9日に発表された7、8日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、俳優の佐藤浩市さん主演の「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」(若松節朗監督)が初登場で首位を獲得した。土日2日間で約10万6000人を動員し、興行収入は約1億4300万円を記録した。

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 続く2位も初登場作品で、俳優の坂口健太郎さん主演の「仮面病棟」(木村ひさし監督)がランクイン。土日2日間で動員約7万7000人、興行収入約1億500万円だった。ほかにも、主演のレニー・ゼルウィガーさんが「第92回アカデミー賞」で主演女優賞を獲得した「ジュディ 虹の彼方に」(ルパート・ゴールド監督)が8位に初登場した。

 全国公開から6週目にして初の首位を獲得し、その後3週連続でその座を守っていた「パラサイト 半地下の家族」(ポン・ジュノ監督)は、今回3位にランクイン。累計では動員292万人、興行収入40億円を突破している。15年ぶりに塗り替えた韓国映画の歴代記録をどこまで伸ばせるか注目だ。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、イオンシネマでは、3月7日から感染者が多く発生している北海道、大阪などの9サイトの営業を休止。また、6日にオープン予定だったイオンシネマ座間のオープン延期を決定した。他にも、商業施設自体が営業休止となっているシネマイクスピアリなど数サイトの映画館が営業見合わせ、劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太の新恐竜」(今井一暁監督)、「2分の1の魔法」(ダン・スキャンロン監督)など春休み向け大作映画が次々公開延期となっている。

 1位 Fukushima 50
 2位 仮面病棟
 3位 パラサイト 半地下の家族
 4位 スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
 5位 犬鳴村
 6位 SHIROBAKO
 7位 ミッドサマー
 8位 ジュディ 虹の彼方に
 9位 ヲタクに恋は難しい
 10位 1917 命をかけた伝令

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