探偵・由利麟太郎:吉川晃司の弓構える姿が「最高オブ最高」「心撃たれた」と話題 弓道経験が役柄に

吉川晃司さんが主演を務める特別ドラマ「探偵・由利麟太郎」のワンシーン=カンテレ提供
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吉川晃司さんが主演を務める特別ドラマ「探偵・由利麟太郎」のワンシーン=カンテレ提供

 歌手で俳優の吉川晃司さんの連続特別ドラマ「探偵・由利麟太郎」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第1話が6月16日、放送された。劇中では、元警視庁捜査1課長という経歴を持つ白髪の名探偵・由利麟太郎役の吉川晃司さんが弓を構える姿に、SNSでは「かっこよすぎる」「最高オブ最高」「イケおじ過ぎます」「心を撃たれました」といった声が多く上がった。

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 ドラマは金田一耕助シリーズなどで知られる横溝正史の長編小説「蝶々殺人事件」などの「由利麟太郎」シリーズが原作。京都を舞台に由利が、ミステリー作家志望の助手・三津木俊助(志尊淳さん)と数々の奇怪な難事件に挑むホラーミステリー。吉川さんが地上波の連続ドラマで主演を務めるのは初めて。5週連続で放送される。

 由利は、殺人者の行動、心理を分析する犯罪心理学者として活躍する一方で、警察からの依頼を受け、事件の捜査も手伝っている探偵。弓道の心得もあり、静寂の中、弓を構え、的を見据えることで、精神を集中させ、それが難事件解決の一助になっているという設定だ。吉川さんは、この弓道の設定について「打ち合わせのとき、ちょっと前から弓をやり始めたという話をしたら、『それいいですね!』と言われて、由利麟太郎も弓道をたしなんでいる設定になりました」と明かしていた。

 由利は事件現場などで左手を前に出すポーズを見せていた。実はこのポーズも弓道と関係があり、「弓道では、弓の握り方のことを『手の内』といいまして、それがすごく大事なことなので、『手の内を明かす』ということわざもそこからきているんですが、あのポーズはまさに、由利の『手の内』なんです」と説明している。

 23日放送の第2話でも、吉川さん扮(ふん)する由利が弓を構える姿が登場するのか、期待したい。

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