名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
「週刊少年マガジン」(講談社)で宮島礼吏さんが連載中のラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「彼女、お借りします」が、MBS・TBS系の深夜アニメ枠・スーパーアニメイズムで7月10日深夜1時25分から放送される。ヒロインの一人でゆるふわ小悪魔系な七海麻美の声優を務めるのが悠木碧さんだ。麻美は、腹黒い面もあり、物語を引っかき回す重要なキャラクターで、悠木さんは「ラスボス」と表現する。麻美を演じることは「チャレンジでした」という悠木さんにアフレコについて聞いた。
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「彼女、お借りします」は、恋人にフラれてしまった20歳のダメダメ大学生の木ノ下和也が、レンタル彼女の美少女・水原千鶴と出会う……というストーリー。2017年に「週刊少年マガジン」で連載がスタートした。
黒髪ロングにスタイル抜群な千鶴、ゆるふわな麻美など美少女が続々と登場する。数多くのラブコメマンガ、アニメがある中で、悠木さんは「女の子の描写がリアル」と感じたという。
「水原と麻美は特にリアルですね。水原ほど芯が通った人はなかなかいないですが、麻美は、こういう子いる!ってなったり。アニメ、マンガは、みんなの理想が描かれることが多いけど、麻美はモデルがいるのでは?となるくらいリアル。リアルで魅力的なんです。女の子のことが分かっている!ってなりました。和也もリアルですよね。情けないようで、気合が入ると格好よかったり、人間らしいんです」
麻美は、和也の元恋人の美少女。可愛らしい外見や雰囲気とは裏腹に、黒い一面を見せることもある。悠木さんは「私が恐怖しているタイプです」と明かす。
「勝てる気がしないです。絶対に負けます。麻美のような女の子からいかに逃げるかを考えて生きてきましたし、ビビりながら観察してきました。観察してきたことが、麻美を演じることに生きているのですが……。しなかやかで強いですし、魅力的。女性として最強! 自分が提供できるもの、譲れないものの駆け引きがうまい。私にはできません。だから、憧れもあります。社会性もあって、立ち回りもうまく、こんな器用にはなかなかなれません。怖いところが魅力的なんです」
麻美には、底知れない怖さを感じるところもある。和也をはじめとしたキャラクターを振り回す場面もある。
「4人のヒロインの中で一番リアルなキャラクターかもしれません。ゾッとする怖さも見えてきます。これまでもいろいろな強キャラを演じさせていただきましたが、今までにいないタイプ。チャレンジでした。表面は可愛いけど、芯が冷え切っている。冷めている芯をいかにオブラートに包んでいくかを考えていました。芯が透けて見えるんですよね。大福の中の黒いあんこが透けて見えてくるような。そういう生っぽさ、温度感を出していきたかったんです。ヒロインと電話できる“かのかりコール”というサービスもあるのですが、これも魅力的です! 元カノ感を意識して生っぽく演じたので、ぜひ聞いてください。私も電話でこんな会話をしたら、好きになるかも……と演じました」
悠木さんは、麻美を「世界で一番可愛いラスボス」とも表現する。
「怖い!と思っていただけたり、嫌われるとうれしいです。こんなふうに演じている人は、絶対に嫌な人なんだろう……と思われたら、それはそれでうれしいですし(笑い)。こういう役をどんどんやってみたいです。人間には、いろいろな面がありますし、いろいろなキャラクターを演じ、新しいことができることが楽しいので」
「ほかのヒロインもいとおしいですし、見たことがないラブコメになっています。麻美には、いろいろな意味でドキドキさせられるはず!」と語る悠木さん。麻美にドキドキしたり、恐怖を感じたりと、視聴者も振り回されることになりそうだ。
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