A.B.C-Z:5人で学園ドラマ初挑戦 “塚ちゃん”、3年ぶり黒髪でメンバーにも気付かれず メ~テレ「ワンモア」

連続ドラマ「ワンモア」で主演を務める「A.B.C-Z」(C)メ~テレ
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連続ドラマ「ワンモア」で主演を務める「A.B.C-Z」(C)メ~テレ

 人気グループ「A.B.C-Z」が、メ~テレの連続ドラマワンモア」で主演を務めることが8月15日、分かった。夜間定時制高校を舞台に「逆当て書き」されたオリジナルストーリーの学園ドラマで、メンバーが5人そろって学園ドラマに出演するのは2012年のデビュー後初めて。全員が高校での学園生活を経験していないというメンバーが、定時制高校に在籍する年齢や境遇の異なる若者を演じ、塚田僚一さんは2017年の単独主演舞台「サクラパパオー」以来、約3年ぶりとなる黒髪姿で役に挑む。

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 「ワンモア」は、A.B.C-Zとメ~テレのコラボ企画第2弾。第1弾では、A.B.C-Z主演のスペシャルドラマ「ぼくらのショウタイム」が制作され、メ~テレでの放送に加えて、未放送部分を盛り込んだスペシャルバージョンが全国13館の映画館で上映された。第1弾に続き、榊英雄監督がメガホンを取る。

 今回の連続ドラマは、第1弾で行われた舞台あいさつで「次やるなら何がやりたいですか?」と聞かれた橋本良亮さんが「学園ドラマがやりたいです」とコメントし、榊監督が「定時制だな!」と切り返したやり取りがきっかけとなった。榊監督は「メンバー全員のバックボーンや、年齢を超えた仲間との絆、社会で培ってきた経験など、彼らにしかない境遇があるからこそ、等身大の彼らが出演する定時制を舞台にした学園ドラマに挑戦してもらいたい」と、企画スタートへの思いを語っている。

 また、メ~テレのプロデューサーは「定時制高校という舞台だからこそ描ける、さまざまな背景を持った大人たちが、他者と出会うことで成長し、再起を図る姿。人とのコミュニケーションやふれあいの大切さを、今だからこそ学園ドラマとして描きたいと思いました」と話している。

 連続ドラマ「ワンモア」は、2021年にメ~テレで放送。全国配信も予定している。

 A.B.C-Zのコメントは以下の通り。

 ◇橋本良亮さんのコメント

 僕の一言で始まった企画ですので、今までのお仕事とは一味も二味も違う高揚感と責任を感じています。ドラマをカレーで例えると“すげえ濃厚”で、煮込まれて濃いシーンがたくさんあるので、全編通して見ていただきたいですね。また、“塚ちゃん”が黒髪にして、作品に懸ける思いが伝わってきます。第2弾ですので、僕らの成長を見ていただけるとうれしいです。

 ◇戸塚祥太さんのコメント

 今まで当たり前に行われていた、ある種の「型」はもうなくなってきているので、この時代にピッタリ合わさった作品性があります。自分自身が変わりたい、挑戦したいと思う気持ちなど、きっかけを探している方に見ていただきたいです。“火村”が作品のピースになれるよう、最後まで努めたいです。5人のチーム戦ですから!

 ◇五関晃一さんのコメント

 前作は、単発のスペシャルドラマでした。今回は、連ドラでおのおのキャラクターの背景や人生を深く魅せることができる、というか魅せなきゃなと。今回のテーマ「青春に年齢は関係ない」という熱い気持ちが見た方に伝わり、学生時代を思い出すだけではなく、今も青春を感じられるんだ、ということに気付いていただければうれしいですね。

 ◇塚田僚一さんのコメント

 自分自身が経験していないことに向き合い、個々のキャラクターが濃く、リアリティーもあるので、演じていて毎日楽しいですね。また、元々の自身のパーソナルな要素である、金髪を黒髪に変えてみました。後ろ姿だと、メンバーにも気付いてもらえません……(泣き)。見てくださっている皆さんにも、後ろ姿だと気付いてもらえない不安さはありますね。

 ◇河合郁人さんのコメント

 A.B.C-Zとして、グループ主演なのですが、それぞれが主役になる瞬間があるので、見る方がどの役に感情移入しても楽しめる作品です。それぞれにリアリティーがあり、定時制の学校に通うワクワクさを感じながら撮影をしています。僕は、前半はほとんどせりふがないので、表情、立ち居振る舞いでどう魅せるかを監督と対話しながら進めています。今まで演じた中で一番“普通の役”だからこそ難しさを感じます。

 我々の年齢を考えると、学園ドラマは難しいと諦めかけていましたが、定時制というアイデアから、諦めなくて良かったです。僕は教師役ですが(笑い)。成長は人それぞれですし、スピード感も環境によって変わりますので、気付くタイミングに年齢は関係ないと思います。それを感じられるドラマだと思います。この作品を通して感じたことは、学校にいるってだけで楽しい!! これに尽きます。

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