俳優の犬飼貴丈さんが8月23日、「第33回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の候補者ベスト35お披露目記者会見に出席。第25回でグランプリを獲得した犬飼さんは、候補者の伊藤佑晟(ゆうせい)さん(14)から「『仮面ライダービルド』に出演して変わったことは?」と質問され、「仮面ライダーをやってお芝居の楽しさとか難しさ、そして芸能界で頑張っていきたい気持ちがさらに芽生えた」と答え、「仮面ライダーがなかったら今ここにいないし、仮面ライダーのおかげで今ここに立てている。本当に今いろんな仕事をさせてもらっているけど、全部仮面ライダーのおかげと思えるくらい大きな出来事でした」と感謝の言葉を口にした。
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さらに犬飼さんは、岸本舜生(しゅんき)さん(21)から「ジュノンボーイになったとき今の自分を想像できましたか」と聞かれると、「想像できていなかった。今ここに立てていること、こうやって後輩たちにお話しできているというのは、昔の自分が報われたなと思える瞬間かもしれない」としみじみ語っていた。
同コンテストは、女性誌「JUNON(ジュノン)」(主婦と生活社)の創刊15周年特別企画として1988年にスタートし、これまでに武田真治さん、小池徹平さん、三浦翔平さん、西銘駿さんらを輩出してきた男性タレントの登竜門的オーディション。芸能事務所などに所属していない12~22歳が応募条件で、33回目となる今年の応募総数は1万7158人。グランプリなどを決める最終選考会は11月22日に行われる。
候補者たちの印象を聞かれた犬飼さんは、「(自分は当時)ただの田舎の少年という感じだったので、今日候補生の方を見てびっくり。結構あか抜けている」と評し、「僕みたいにちょっとイモくさい子がいない(笑い)。年々ジュノンボーイのレベルが上がっているのではと思います」と自虐的なコメントを絡めて笑いを誘っていた。