PJ ~航空救難団~:ヒーローから救難員を目指す訓練生に 前田拳太郎&渡辺碧斗&犬飼貴丈インタビュー 役作りでカナヅチ克服

連続ドラマ「PJ ~航空救難団~」に出演中の(左から)渡辺碧斗さん、前田拳太郎さん、犬飼貴丈さん
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連続ドラマ「PJ ~航空救難団~」に出演中の(左から)渡辺碧斗さん、前田拳太郎さん、犬飼貴丈さん

 テレビ朝日系で放送中の連続ドラマ「PJ ~航空救難団~」(木曜午後9時)に出演する前田拳太郎さん、渡辺碧斗さん、犬飼貴丈さんにインタビュー。仮面ライダー、スーパー戦隊と“ニチアサ”出身という共通点のある3人に、役のために半年間掛けたという体作りや、9割スタントなしで挑んでいるという過酷な訓練シーンの舞台裏について話を聞いた。

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 ドラマは、救難活動の精鋭部隊で“人命救助最後の砦(とりで)”と言われる航空自衛隊航空救難団の救難員、通称PJ(パラレスキュー・ジャンパー)を目指す訓練生たちが、厳しく型破りな主任教官の宇佐美(内野聖陽さん)のもと、苛烈な訓練に取り組む姿を描くオリジナル作。3人は訓練生の白河智樹(前田さん)、長谷部達也(渡辺さん)、東海林勇気(犬飼さん)をそれぞれ演じている。

 --3人とも今回は初共演になるのでしょうか。

 犬飼さん:そうですね。前田さんとはバラエティー番組で少しだけお話させていただいたことがあるのですが、お芝居でご一緒するのは初めてです。

 渡辺さん:共演するのはお二人とも初めてなのですが、拳太郎とは共通の知り合いがいて、一度和食を食べに行ったことはあります(笑)。

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 前田さん:おいしかったね(笑)。

 --3人とも“ニチアサ”出身ということでそのお話はされますか。

 前田さん:戦隊や仮面ライダーの思い出話は(3人で)しますね。

 犬飼さん:同じテレ朝さんということもあって、どことなく現場の雰囲気も似ていますし、仮面ライダーの時にお世話になったスタッフさんもたまにチラッと(様子を)見に来てくださったりもします。

 --航空自衛隊航空救難団の救難員を目指す役ということで、半年間にわたって筋トレなど体づくりをされたと聞きました。

 前田さん:クランクイン前から筋トレはもちろん、救難員として必要なプールの練習だったり、ラぺリング降下の訓練をみんなと一緒にしていたので、最初から皆さんとはチームとしての一体感がありました。

 犬飼さん:お互いキツイことを共にしているというリスペクトがあるので、クランクイン前から信頼関係が生まれていたと思います。

 --渡辺さんの体型の変化には驚きました。

 渡辺さん:もともと線が細い体型なのですが、実際の救難員の方の映像を見まして、これはいかんぞ!と(笑)。体重を12キロ増やしました。常に食べて、筋トレを繰り返す毎日でした。

 --犬飼さんと前田さんも体重は増えた?

 犬飼さん:僕は逆に減りました(笑)。キツイ訓練で徐々に減っていくので、なるべく落とさないように気を付けています。

 前田さん:絞ったということですよね(笑)。僕は去年から増量しないといけない作品があったので、もともとの体重よりは10キロぐらい増えたのですが、撮影が始まってからは3キロ落ちました……。やっぱりプールの撮影があると、エネルギーを消費するので、どれだけ食べても落ちてしまうんです。

 渡辺さん:外の撮影だと、汗もかきますしね……。

 --一番つらかった撮影は。

 渡辺さん:体力向上運動という自衛隊のトレーニングがあるのですが、実際の自衛隊の教官に追い込まれた時が一番しんどくて、怖いという面では水中で呼吸を停止して作業するシーンが大変でした。

 前田さん:(プールでは)最初5メートル潜水するのが限界だったのですが、訓練するうちに徐々に慣れていきました。

 渡辺さん:ゴーグルをとって5メートル潜るって言われた時はびっくりしたよね。

 前田さん:水中でゴーグルってとってもいいんだと驚きました(笑)。犬飼さんはもともと泳げなかったんですよね?

 犬飼さん:そうなんです。なので去年からパーソナルで水泳のトレーニングを受けていました。でもいざ撮影に入ると、(今のところ)僕が泳ぐシーンはなくて、ただ泳げるようになったっていう(笑)。仮面ライダーの時も中型免許を取ったのにバイクを運転することがなかったので、こんなこと仮面ライダーの時もあったなと懐かしくなりました(笑)。でも泳げるようになったのは大きいですね。

 --今後の見どころをお願いします。

 前田さん:(演じる)白河は第3話でスポットが当たりましたが、どういう風に精神的に成長したのかを見ていただきたいです。これまでちょっと無理していたキャラクターだったので、心が強くなっていく姿をお見せできると思います。

 渡辺さん:訓練が続いていくカッチリとしている中に、たまに寮の中でのリラックス時間も描かれているのですが、つらい中でも皆で乗り越えようという息抜きのシーンにも注目していただきたいです。

 犬飼さん:例年6~7割しか救難員にはなれないという中、果たして全員巣立つことができるのか、はたまた誰かが脱落してしまうのか……ぜひご覧ください!

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