UFO山:話題になったフェイクドキュメンタリー、TVerで配信 近藤監督「私たちはみんな何かのビリーバー」

「UFO山」のキービジュアル (C)テレビ東京
1 / 4
「UFO山」のキービジュアル (C)テレビ東京

 テレビ東京で12月22~25日の深夜に4夜連続で放送されたフェイクドキュメンタリーシリーズ「TXQ FICTION」の第4弾「UFO山」の放送が終了し、26日に近藤亮太監督のコメントが公開された。ネット上で考察が盛り上がった「UFO山」は、TVerでしばらく全話無料配信される。

あなたにオススメ

 「TXQ FICTION」は、テレ東の大森時生プロデューサーが手掛けるフェイクドキュメンタリーの人気シリーズで、これまでの「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」「魔法少女山田」の3作はいずれもXでトレンド入りするなど、ネット上で考察が盛り上がった。大森プロデューサーは、自身が企画し今夏に東京・渋谷で開催した「恐怖心展」が13万人を動員するなど、今注目の制作者の1人だ。

 最新作の「UFO山」は、監督を「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」などの近藤さんが務め、大森さんや、「フェイクドキュメンタリーQ」などの寺内康太郎さん、「ゾゾゾ」「フェイクドキュメンタリーQ」の皆口大地さんがプロデューサーを務めた。

 近藤監督はドラマの終了に当たり、「いわゆるオカルトや幽霊、UFOなどを信じる人のことを『ビリーバー』と呼ぶことがあります。『UFO山』はいわばビリーバーたちの物語です。UFOとは未確認飛行物体を指します。未確認であり続けることがUFOのアイデンティティーであり、空を飛ぶ未確認の何かを追うという意味では、ビリーバーたちはこの世に未確認の領域があることを認めている人々でもあります。ぜひ『UFO山』において一人一人が『何を信じたのか』、そしてあなた自身が『何を・なぜ信じるのか』を見つけてください。きっと私たちはみんな何かのビリーバーなのです」とコメントしている。

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事