三谷幸喜:新作舞台「大地(Social Distancing Version)」がWOWOWで放送 大泉洋、山本耕史、竜星涼ら出演

舞台「大地(Social Distancing Version)」のキャスト陣
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舞台「大地(Social Distancing Version)」のキャスト陣

 三谷幸喜さんが作・演出を手掛けた新作舞台「大地(Social Distancing Version)」が、WOWOWで10月に放送されることが8月23日、分かった。三谷さんが今年1月に再オープンしたPARCO劇場(東京都渋谷区)のために書き下ろし、7月から上演された新作で、俳優の大泉洋さん、山本耕史さん、竜星涼さんらが出演した。

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 「大地(Social Distancing Version)」は、俳優への愛を込めて描く、三谷流“俳優論”がテーマ。とある架空の国家で、反政府主義のレッテルを貼られた俳優たちの収容施設を舞台に、“演じる”行為を禁じられた俳優たちの姿を描く。役者としては三流だが面倒見のいいチャペックを大泉さん、映画スターのブロツキーを山本さん、女形のツベルチェクを竜星さんが演じているほか、栗原英雄さん、藤井隆さん、濱田龍臣さん、小澤雄太さん、まりゑさん、相島一之さん、浅野和之さん、辻萬長さんも出演。三谷さんは「俳優についての物語を書きたかった。僕にとって恩人ともいうべき彼らを真正面から書いてみたかった」とコメントしている。

 7月1日~8月8日に同劇場で、8月12~23日にサンケイホールブリーゼ(大阪市北区)で上演。放送されるのは、7月11日に収録された映像となる。

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