おちょやん:第4週「どこにも行きとうない」 視聴率18.0% 千代、岡安を出る決意

NHK連続テレビ小説「おちょやん」の主演・杉咲花さん
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NHK連続テレビ小説「おちょやん」の主演・杉咲花さん

 女優の杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第4週「どこにも行きとうない」(12月21~25日)の週間平均視聴率(世帯)が18.0%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区)だったことが12月28日、分かった。

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 第4週は、千代(杉咲さん)が芝居茶屋「岡安」で奉公して8年がたったとき、突然、父のテルヲ(トータス松本さん)が現れ、一緒に暮らそうと持ちかける。その頃、天海一平(成田凌さん)と須賀廼家千之助(星田英利さん)の天海一座が久しぶりに道頓堀に戻ってきて、千代と一平は再会する。しかし、一平は芸子遊びばかりで、芝居に真剣に取り組んでいるようには見えなかった。

 そんなとき、一平はテルヲが借金取りに追われていて、千代を別の店に身売りしようとしていることに気づく。一平はひそかにテルヲに問いただそうとするが、千代もそのことを知ってしまう。千代がそれを拒否すると、今度は借金の取り立て屋から「岡安」への嫌がらせが続くようになった。そのため、ついに千代は店を出ることを決意。女将(おかみ)のシズ(篠原涼子さん)に伝える……という展開だった。

「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれ千代が、華やかな芝居の世界に魅せられ、自らも女優を目指すようになる……というストーリーが展開する。

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