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第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
2021年の初回となる1月3日放送の第39回「本願寺を叩(たた)け」を含めて残り6回となった2020年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)。主人公・明智光秀役の長谷川博己さん、織田信長役の染谷将太さん、羽柴秀吉役の佐々木蔵之介さんがそろい踏みしたスリーショット写真が公開された。
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物語は「本能寺の変」まであと7年のところまで来ていて、長谷川さんは「これから物語は佳境を迎えることになりますが、その先には皆さんも気にされている『本能寺の変』が待っています。この作品の中で新しい明智光秀を描いてきましたが、『本能寺の変』に関してもこれまでにない新しいものになるのではないでしょうか。なぜ、光秀は『本能寺の変』に至ったのか。見てくださる皆様に、その心の機微を感じ取っていただき感情移入していただけたらうれしいです」と思いを語った。
染谷さんも「僕自身もかなり気になっていたのは、やはり『本能寺の変』です。台本を読んだ際は興奮し、感動しました」と明かし、「それ以上は言えませんが(笑い)、すごく鳥肌が止まらなかったです。いろいろな激しい感情がうごめいているシーンになっているので、ぜひ多くの方に見てほしいです」と視聴者に呼びかけた。
一方、佐々木さんは「『麒麟がくる』では、本能寺の変に至るまで丁寧に描かれています」といい、「自分の出演していないシーンを鏡前や楽屋のモニターで時々見ていましたが、『そりゃ光秀もそうなるよな』『そしたら上様もああなるわな』といろいろおもんぱかること多かったです。僕の方はいつでも、備中高松から駆け足で帰る準備はできていますが(笑い)」と話していた。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く。
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