青天を衝け:初回視聴率20.0% 大河8年ぶり大台発進 吉沢亮が“日本資本主義の父”渋沢栄一に

NHK大河ドラマ「青天を衝け」主演・吉沢亮さん
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」主演・吉沢亮さん

 俳優の吉沢亮さん主演の2021年のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第1回「栄一、目覚める」が2月14日に15分拡大版として放送され、平均視聴率(世帯)は20.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。大河ドラマの初回では2013年の「八重の桜」の21.4%(同)以来、8年ぶりに20%の大台に乗せ、好スタートを切った。

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 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、朝ドラ「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

 第1回は、武蔵国血洗島村(現在の埼玉県深谷市)で養蚕と藍玉作りを営む農家の長男として生まれた栄一(吉沢さん、子供時代は小林優仁君)。人一倍おしゃべりの強情っぱりで、いつも大人を困らせていた。ある日、罪人が藩の陣屋に送られてきたことを知った栄一は、近くに住むいとこの喜作(高良健吾さん、子供時代は石澤柊斗さん)らと忍び込もうとたくらむ。

 一方、江戸では、次期将軍候補とすべく、水戸藩主・徳川斉昭(竹中直人さん)の息子、七郎麻呂(後の徳川慶喜、草なぎ剛さん、子供時代は笠松基生さん)を御三卿の一橋家に迎え入れる話が進んでいた……という展開だった。

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