コントが始まる:「マクベス」解散!? “春斗”菅田将暉らに「延長してよ…」の声 「カラオケボックス」振り返り

ドラマ「コントが始まる」の第5話の一場面=日本テレビ提供
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ドラマ「コントが始まる」の第5話の一場面=日本テレビ提供

 俳優の菅田将暉さん主演の連続ドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系、土曜午後10時)第5話が5月18日に放送され、春斗(菅田さん)ら「マクベス」のメンバーが、マネジャーの楠木(中村倫也さん)に解散の意向を正式に伝えるシーンが登場。SNSでは「マクベス解散しないでーって泣いてる」「本当に解散しちゃうのー?」「解散しないで売れてくれえ」「延長してよ…」と「マクベス」の決断に対して悲しみの声が寄せられた。

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 ◇“延長”するか、しないか

 同話には、コント「カラオケボックス」が登場。ステージに現れる中年カップル役の瞬太(神木隆之介さん)と潤平(仲野太賀さん)。そして、カラオケ店員役の春斗(菅田さん)。制限時間を告げる店員の前で、中年カップルはカラオケの時間延長を巡ってもめ始めるというストーリーだった。

 コントに登場したカップルは、「マクベス」の姿と重なる。カップルの「延長するか、しないか」は、「マクベス」の「解散するか、しないか」とリンクしており、「カラオケボックス」というコントは「マクベス」の“解散劇”の伏線となっていた。

 春斗演じるカラオケ店員は、実はカラオケ店を早く畳みたかったと話しており、その理由は「やめることが全てネガティブなこととは限りませんから」というものだった。これは、里穂子(有村架純さん)が同話で春斗に話していた、“花”のエピソードと重なる。
 
 ◇遅れて実る努力

 里穂子は高校時代に華道部に所属しており、全国優勝を目指して日々努力していた。全国3位という結果で終わったものの、当時の努力は別の形で結実する。それは、ファミリーレストランで里穂子が接客した、双子に見える女性客2人との出会いのシーンに隠されていた。女性客2人が店に飾られた花を見て、「何というお花かしらねぇ?」と話し合っていたところでシーンは幕を閉じたが、このシーンには“続き”があった。

 里穂子は、実は飾られていた全ての花の名前を女性客に教えてあげていた。客はたいそう喜んでくれたため、何かに打ち込んだときの努力が後から実った体験談として、里穂子は春斗に“花”のエピソードを聞かせた。仮に何かを途中でやめたとしても、それは必ずしも“ネガティブ”に捉えなくてもいいという一つの事例になっていたのだ。

 余談だが、第3話で、瞬太(神木隆之介さん)のアルバイト先の大将・安藤(伊武雅刀さん)には「双子で還暦、どっちも独身」の妹がいると明かされていた。里穂子が花を説明した女性客2人はもしかして……。

 ◇もう一つの解散

 そして同話では、“もう一つの解散”が描かれた。里穂子とつむぎ(古川琴音さん)の中浜姉妹の“解散”である。長らく里穂子の家に居候していたつむぎであったが、里穂子から言われたある話がきっかけで、一人暮らしを決意。里穂子は以前、アルバイト先の店長・恩田光代(明日海りおさん)から「じっとしていること」が一番良くないということを聞いたと話していたのだった。

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