俳優の中山優馬さんが、2021年冬に公開される映画「189(イチハチキュー)」(加門幾生監督)で主演を務めることが5月20日、分かった。中山さんが映画の主演を務めるのは今回で2回目。女優の夏菜さんがヒロイン役で出演することも併せて発表された。
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「189」は、児童相談所虐待対応ダイヤル“189(いち早く)”に助けを求める、小さな命を救うために奔走する「児童虐待対策班」の姿を描く。中山さんは、児童相談所で「虐待対策班」に配属されたばかりの新米児童福祉司・坂本大河を、夏菜さんは、坂本とバディーを組む弁護士・秋庭詩音をそれぞれ演じる。
児童相談所で働く新米児童福祉司の坂本大河。そんなある日、大河が保護した児童が、親元に戻った後に再び虐待を受け、命を落としてしまう事件が発生し、大河に苦悩と葛藤が襲い掛かる。そんな坂本のもとに現れたのは、人の気持ちに寄り添うことができる弁護士・秋庭詩音だった。この出会いから小さな命を守るための2人の奔走が始まる……というストーリー。
中山さんは、「台本を読んだ時はとても残酷な描写もあり驚いたのですが、日本の現実問題として起きているということに無力さを感じました。『作品に込められた重大なメッセージをしっかりと伝えなければならない』と背筋が伸びる思いでした」とコメント。
「児童相談所、虐待、ネグレクトを扱う作品です。残酷な描写もあり、目を背けたくなる瞬間もあると思います。ですが、みんなでこの問題と向き合い、今より良い世の中にすることができるきっかけとなる作品になればうれしいです。僕も(この映画を通じて)改めてしっかりと向き合いたいと思います。189のナンバー、ぜひ覚えてください」と訴えた。
夏菜さんは、「初めて共演する中山さんのことは、最初“取っ付きにくい人”なのかなと思っていたのですが、実際は誰よりも熱い男。現場ではおんぶにだっこで、彼から率先してお芝居の提案をしてくださり、年下なのを感じさせないお兄ちゃんのような、頼れる座長でした」と振り返る。
「題材が題材なだけに、台本を読んだときから、責任をもってこの役を演じなくてはいけないと思っていたのですが、私にできることは(役を通じて)全うすることができたと思います。この物語には終わりがあるのですが、社会的な問題を題材にしているので、問題解決のきっかけに繋がる映画になっていればうれしいです」とコメントを寄せた。
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