ポツンと一軒家:徳島県 築150年以上の実家を守る71歳男性 亡き両親が心血を注いだユズ栽培を継承 離れて暮らす妻への思いを語る

3月31日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供
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3月31日放送の「ポツンと一軒家」の一場面=ABCテレビ提供

 日本各地の人里離れた一軒家で暮らす人を追うバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。3月31日の放送では、徳島県の山中で築150年以上という一軒家に暮らす男性を取材する。

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 徳島県南部にある山の切り開かれた敷地に三つの建物を衛星写真で確認した捜索隊は、対向車とすれ違えないような山道を行く。集落で見かけた女性に声をかけ衛星写真を確認してもらうと、「知り合いの家です」とまさかの返答。その家までの道のりはとても複雑だということで、親切にも案内してくれることになった。

 女性が運転する軽トラックの後について山道へと入っていく捜索隊。荒れた山道は落ち葉で埋まり、捜索隊は落ち葉にタイヤを滑らせながらも慎重に進んでいく。やがて急な斜面を切り開いた土地に築150年以上という大きな家を見つけた。ここに住む71歳の男性が「ようこんなところまで来てくれましたね」と笑顔で迎えてくれた。

 男性は「家族はいるんですが、8年ほど前から自宅に妻を残して、この家で一人暮らしをしているんです」と語る。両親が亡くなり無人になった実家を守るために一人で移り住んでいるのだという。昭和50年頃から、この地でユズ栽培が盛んになり、男性の家でも両親の代になって段々畑にユズの木を植えて以来、現在でも180本ほどのユズの木を一人で育てている。捜索隊は男性から故郷への愛着と家族への思いをじっくりと聞く……。

 ゲストは歌舞伎俳優の市川右團次さん、俳優の夏菜さん。

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