放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
白石聖さん主演で、MBS/TBS深夜の「ドラマイズム」枠で放送中の連続ドラマ「ガールガンレディ」に出演している出口夏希さん。10代を中心に人気を集める女性ファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデルとして活躍する19歳で、同ドラマでは、メガネがトレードマークのクールなリケジョ・稲田秋帆を演じている。物語は謎を深めつつ、クライマックスへと向かおうとしているが、メインキャストの一人として劇中で奮闘する出口さんに話を聞いた。
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「ガールガンレディ」は、バンダイスピリッツ原案、ADKエモーションズ企画による特撮ドラマ。学校を舞台に、女子高生たちがプラモデルの銃を使って、生き残りを懸けたサバイバルゲーム「ガールガンファイト」を繰り広げる。
秋帆は、主人公の小春(白石さん)と同じ「アルファタンゴ」の一員で、変わり者だが腕の立つ理系女子。意味のないなれ合いを苦手としていたが、バトルが続く中で先輩の小春、夏菜(伊藤萌々香さん)と仲間意識を深め、第6話の最後で“夏先輩”こと夏菜が撃たれたことが分かったときは、泣き崩れた。
出口さんは秋帆について「結構可愛いところがあって、素直になれないというか、ちょっと強がりな子です。見た目はメガネとおさげ(髪)で、典型的な“陰キャ”っぽくもある」と印象を明かす。
普段の自分と比べると性格は「たぶん真逆」。「普段は友達とワイワイしているし、周りからは『元気キャラ』とか『おバカ』とか(笑い)、あとは『すごくポジティブ』と言われます」と笑顔を見せ、「好奇心は旺盛だと思いますし、フットワークも軽い方で、誘われたら、飛んでいきます!」と声を弾ませる。
秋帆は小春と一緒にいることが多く、必然的に出番も多めで、「淡々とせりふを言う場面もあるかと思えば、ズバッと真理を突くようなせりふを言うときもあって。説明ぜりふも多いし、どう言えばいいのかはもちろん、感情がどっちなのかが、大変でした」と振り返る。
それでも「監督は『自由にやっていいよ』という方で。それはそれで難しくて、現場で迷ったりはしたのですが、段々と役をつかむことができましたし、面白く秋帆を撮っていただきました」と感謝。また、アクションは「体育とかで体を動かすのとは全く違うので、難しかったです」といい、「最初、アタックガールガン(秋帆たちが使う銃の一つ)を『アルファタンゴ』の3人共、逆に持っていて。自分たちに銃口向けてました(笑い)」と“失敗談”も披露した。
そのほかドラマで話題となっているのが、プラモデルを組み立てる際に挿入される「プラモアラモード」のシーンだ。「私はプラモアラモード♪」と歌われる曲に合わせて、アイドル衣装を着た白石さんらが曲に合わせて可愛くダンスする……という内容で、出口さんも伊藤さんと共に参加し、メガネをとり、秋帆とは違った美少女っぷりを披露した。
「撮影は緊張しました。あのような格好をしてダンスするのは初めてで。メークもがっつりやって、髪形もおしゃれな感じなのに、『そこにメガネがいるの?』って感じで、ギリギリまで、メガネをかけるか、かけないか決まらなくて」と笑顔で振り返る出口さん。
現場の様子を聞くと「すごく穏やかでした。スタッフさんも優しくて。シーンも一緒なので、白石さん、伊藤さん、大原さんと4人でたくさん話しました。私にとって皆さんは『はじめまして』だったのですが、本当に優しくてフレンドリー。白石さんはたくさん話してくれたし、伊藤さんも普段から先輩らしくて、面倒見がいい。大原さんは物腰が柔らかくて、癒やされました。心がキレイになるくらいの(笑い)、優しい時間で、マイナスイオンが出ていました」と語った。
さらに、終盤へと突入するドラマの見どころは「ほとんど全部」といい、「アクションもそうですし、仲間に対して、秋帆の感情がどんどん出てきて、違う一面も見られると思います」とアピールした。
ドラマは、MBSで毎週火曜深夜0時59分、TBSで毎週火曜深夜1時28分に放送。