俳優の神木隆之介さんが6月12日、東京都内で行われた映画「るろうに剣心 最終章 The Final」大ヒット舞台あいさつに、主演の佐藤健さんと登場。シリーズで瀬田宗次郎を演じた神木さんは、第1作『るろうに剣心』(2012年公開)の発表前に「(自身と宗次郎の外見が)「『似ていません?』って言っていたら、『健で(映画を)撮っているよ』と言われた」というやり取りを明かし、すでに撮影が進んでいるにもかかわらず、「『勝手に練習しています。役作りしています』と言って“縮地”を練習していました」と出演をあきらめられなかったと語った。
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神木さんは自主的な役作りについて、「木刀を買って一生懸命練習していました。勝手に役作りするぐらい瀬田宗次郎というキャラに一目ぼれした」と熱い思いと共に説明。その後実際にオファーが届き、「まさか出させてもらうことになって本当に幸せでした。練習していて良かった」とうれしそうに当時を振り返っていた。
その後も「また宗次郎をやらせていただける機会がないかな」と思っていたという神木さんは、今回の再登場に「幸せでした」とにっこり。佐藤さんは「決して出演時間は長いわけではなく、撮影日数も3日間ほどでしたが、3日間とは思えないほど貢献をしてくれて感謝です。(神木さんを)見て思ったのは、改めてですけど声が素晴らしいなと思いました。宗次郎がしゃべった瞬間、シーンの空気が変わる。素晴らしいなと思いました」と絶賛していた。
最終章は「The Final」「The Beginning」の2部作連続公開で、剣心の“十字傷の謎”に迫る物語と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり志々雄真実を操っていた“シリーズ最恐の敵”雪代縁との戦いを、動乱の幕末期と明治維新後の新時代の二つの時代を通して描く。
この日のイベントは「『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』大ヒット御礼舞台挨拶 -ALL FOR THE FUTURE- 」と題して2部構成で行われ、第1部「るろうに剣心 最終章 The Beginning」の大ヒット御礼舞台あいさつには、大友啓史監督、主題歌を担当したロックバンド「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」のTakaさんもリモートで参加した。
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