女優の平手友梨奈さんが6月18日、人気グループ「V6」の岡田准一さん主演の映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」(江口カン監督、6月18日公開)の公開初日舞台あいさつに登壇。岡田さんをはじめとしたキャスト陣からの“集中砲火”に平謝りする一幕があった。
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岡田さんはこの日、平手さんの“裏の顔”に言及。「何か悲しいことがあると顔見せたくないみたいで、髪を下ろすんですよ。(現場や共演したラジオ番組で)『(髪を)上げたほうがいい』と言った。今見てくださいよ」と示した先にいる平手さんの髪は、額があらわになるほどアップに。「『ちゃんと顔見せて、明るくいったほうがいいよ』と言ったら、ちゃんと上げてきてくれた。偉いなと思った」とにっこり。さらに、現場では平手さんの“お父さん的存在”になったと明かして「本当に『ご飯食べなさい』とか、『髪の毛上げなさい』とかずっとお父さんだった」と話した。
木村文乃さんも、平手さんとのやり取りを思い出して「撮影中に膝に乗ってくれたり、『一緒に写真撮ろう』と言ってくれたりする割に、連絡しても返事めちゃくちゃ返してくれない。何度かご飯行こうと言ったりするけど、まだ彼女のガードを解けていない……。いつ行ってくれるんですか?」と質問。平手さんはあわてた様子を見せ、スマホを確認するのが遅いと弁明していた。
さらに佐藤二朗さんは、本作の取材日に、平手さんと廊下で対面した際のことを回想。「平手さんと黙礼だけした。そのときの、平手さんが初めて僕の顔を見たとき、怪物を見たようにものすごい目を見開いて『ハァッ!』となった。『これ、顔なのか? 人なのか?』と思ったと思うんです」と話すと、平手さんは「そんなことは1ミリも思っていない」と否定して再び謝罪していた。
「ザ・ファブル」は、累計発行部数が900万部を超える南勝久さんの人気同名マンガ(講談社)が原作。伝説の殺し屋「ファブル」が、ボスからの命令で殺人を封印し、「佐藤アキラ」という偽名で暮らすものの、平和な街を脅かす事件に巻き込まれていく。2019年に公開された実写映画第1作は激しいアクションシーンなどが話題となり、累計130万人以上を動員するヒット作となった。
続編となる本作は、表向きは子供を守るNPO代表、裏では緻密な計画で若者を殺す危険な男・宇津帆(堤さん)が、すご腕の殺し屋・鈴木(安藤さん)と共に、かつて弟を殺した因縁の敵ファブルへ復讐(ふくしゅう)をもくろむ……というストーリー。平手さんは、心を閉ざした車イスの訳あり少女・佐羽ヒナコを演じた。
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