注目ドラマ紹介:「サ道2021」 サウナブームけん引、原田泰造主演の新シリーズ テーマは「ディスタンスと継承」

連続ドラマ「サ道2021」の一場面(C)「サ道2021」製作委員会
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連続ドラマ「サ道2021」の一場面(C)「サ道2021」製作委員会

 お笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さん主演でサウナが題材の連続ドラマの新シリーズ「サ道2021」(テレビ東京、金曜深夜0時52分)が7月9日に始まる。原田さん、三宅弘城さん、磯村勇斗さんが演じる仲良し3人組のサウナーが、さまざまなサウナ施設を訪れ、そこで出会う個性的な人々との出来事などを描くヒューマンドラマ。2019年7月期の連ドラには、全国のさまざまなサウナ施設が紹介され、“サウナ界の重鎮”も続々登場し、「ドラマを見るだけでととのう」と話題に。「第3回日本サウナ大賞」を受賞するなど、サウナーを中心に注目される作品となった。

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 新シリーズのテーマは「ディスタンスと継承」。コロナ禍で再認識させられた家族や友人との距離、社会との距離、土地との距離、過去や未来との距離……それらを超えて、受け継がれていく“もの”を、ナカタ(原田さん)ら3人と共にさまざまなサウナ施設を通して描く。

 第1話は……“コロナ禍の新しい日常”に慣れ始めたナカタ、偶然さん(三宅さん)、イケメン蒸し男(磯村さん)が、自粛していたサウナ生活を再開。久しぶりにホームサウナ・上野の「サウナ北欧」に集まる。レストランで他愛もない話をしていると、ある理由で意地を張り今まで行っていなかったサウナ施設を訪れたと話すナカタ。そこは、アスリートがよく集まり、都内にもかかわらずフィンランドのサウナ小屋に出会えた気分になる施設だといい……。

 原作はマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載中のタナカカツキさんのマンガ「マンガ  サ道~マンガで読むサウナ道」。ナカタアツロウ(原田さん)、偶然さん(三宅さん)、イケメン蒸し男(磯村さん)が、サウナの奥深さや入り方など、サウナの道=“サ道”を究めていく姿が描かれる。2019年7月期に連ドラ化され、同年末には年末スペシャルも放送。今年2月にも「サ道 ~2021 年冬 東京の空の下、少し離れてととのう~」と題したスペシャルドラマが放送された。

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