戸松遥:9年間演じ続けた「SAO」アスナへの思い 「彼女のいない生活は考えられない」

劇場版アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」のIMAX版の完成披露上映会に登場した戸松遥さん(左)と松岡禎丞さん
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劇場版アニメ「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」のIMAX版の完成披露上映会に登場した戸松遥さん(左)と松岡禎丞さん

 川原礫(れき)さんの人気ライトノベルが原作のアニメ「ソードアート・オンライン(SAO)」シリーズの新作劇場版「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア」(河野亜矢子監督、10月30日公開)のIMAX版の完成披露上映会が9月15日、T・ジョイ PRINCE品川(東京都港区)で開催され、アスナ役の戸松遥さんが登場した。2012年にテレビアニメ第1作がスタートしてから、約9年間にわたってアスナを演じ続ける戸松さんは「『SAO』はテレビアニメがやっていない期間も、いろいろな作品でアスナを演じ続けているので途切れたことがなくて。声優人生の中でもたくさんあることじゃないので、すごく幸せなことです。彼女のいない生活は考えられないくらい、普段の自分の中にアスナという存在がいますね」と話した。

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 戸松さんは、アスナに対する思いを「感謝しないとなと本当に思っているんです。『お前がいないと生きていけない!』みたいな、そんな感覚があるくらい」と表現した。新作の見どころについては「『SAO』を知っている方には、テレビアニメ第1期のせりふ、シーンがアスナの視点で見られることを楽しみにしていただきたいですし、『SAO』を初めて見ていただく方にも、アスナと一緒の視点で物語を進んでいけると思います」と語った。イベントには、キリト役の松岡禎丞さんも登場。主題歌を担当するLiSAさんのビデオメッセージも紹介された。

 「SAO」は、脳と仮想空間を直結する機器によってバーチャルリアリティーが実現した近未来を舞台に、さまざまなオンラインゲームを取り巻く事件を描いている。新作劇場版は、「ソードアート・オンライン プログレッシブ」が原作。アインクラッド攻略を第一層から描いたリブート・シリーズで、キリトが黒の剣士となったエピソードやアインクラッド編では語られなかったエピソードが描かれる。

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