わたしの宝物
第6話 生まれ変わったら本当の親子になれるかな・・・
11月21日(木)放送分
ドラマからドキュメンタリー、バラエティー、アニメまで、さまざまなジャンルのテレビ番組を放送前に確認した記者がレビューをつづる「テレビ試写室」。今回は、10月27日午後9時からテレビ朝日系で放送される人気刑事ドラマ「相棒season20」の第3話「復活~最終決戦」を紹介する。
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「相棒」は、警視庁の窓際部署「特命係」の杉下右京(水谷豊さん)が、その天才的頭脳で推理し、相棒と共に難事件を解決するドラマ。アニバーサリーシーズンとなる今作をもって、右京と冠城亘(反町隆史さん)のコンビは7年目に突入した。
足かけ7話にわたる物語の完結編とあって、特命係が内閣官房長官・鶴田翁助(相島一之さん)という“最大の国家権力”をお縄にできるのかが見どころ。右京と亘が、鶴田と対峙(たいじ)するシーンでは、激しい火花が散る。鶴田といえば、今は亡き元官房長官・小野田公顕(岸部一徳さん)を「最も理想とする権力者」と尊敬しているが、そんな鶴田に対して、右京の放つ“言葉”はファンなら感慨深いものになっているのではないか。
「プレゼンス」で登場したVR(仮想現実)空間も再び登場。VR空間では前シーズンと同様に、アバターとして、貴重なコスプレ姿の登場人物を見ることができ、忍者やオールホワイトのスーツ姿の特命係などは新鮮で、面白い画(え)になっている。
また、今後のストーリーにも関わってきそうな、ある人物の“驚きの人事発表”もある。右京も「侮れない」とうなずく、当該人物の動向にも注目だ。
第3話は、前シーズンの「プレゼンス」前後編(第1、2話)、「暗殺者への招待」前後編(第19、20話)、今シーズンの第1話「復活~口封じの死」、第2話「復活~死者の反撃」から続く物語の完結編。内閣官房長官・鶴田との最終決戦が描かれる。輿水泰弘さんが脚本、橋本一さんが監督を務める。
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