カムカムエヴリバディ:海でるいと錠一郎が抱擁 レンズに水がかかる演出「斬新」「屈指の名シーン」と注目

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第59回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第59回の一場面 (C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第59回が1月25日に放送。海でるい(深津さん)と錠一郎(オダギリジョーさん)が抱擁する場面があり、その演出が視聴者から注目された。

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 第59回では、錠一郎を信じると心に決めたるいは、錠一郎が泊まる宿に献身的に通い続けるが、錠一郎はその気持ちを受け入れることができない。ある日、ラジオから流れる「On the Sunny Side of the Street」を聴いたるいは、いてもたってもいられなくなり、錠一郎の元へ駆けつけると、そこには錠一郎はおらず、トミー(早乙女太一さん)の姿が。トミーは錠一郎と一緒に病院に行くことになっていたという。

 るいはトミーの車で、以前ドライブした海へ急ぐ。すると錠一郎は海の中にたたずんでおり、るいは駆け寄る。「暗闇なんや、歩いても歩いても暗闇しかないんや」「サニーサイドが見えん」と嘆く錠一郎を、るいは「怖がらんでええ、私が守る。あなたと2人でひなたの道を歩きたい」と言い、優しく抱きしめる……という展開だった。

 海のシーンは、カメラのレンズに水しぶきがかかる中、るいと錠一郎が抱き合う姿をとらえた。視聴者から「レンズに水がついても一切構わず……斬新な」「海でのるいとジョーの抱擁はここに至るまで屈指の名シーンだと思う」「海に入水するシーンのカメラワーク、すごかったな」「カメラにも水がかかるほど近くで撮った演出が臨場感あってよかった」と反響があった。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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