ドラえもん:「のび太の宇宙小戦争 2021」 スネ夫が大活躍! 松岡茉優も「励まされた」

「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」の完成報告会の様子
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「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」の完成報告会の様子

 人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の41作目となる劇場版最新作「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021」(山口晋監督、3月4日公開)の完成報告会が2月20日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で行われ、山口監督、声優を務める松岡茉優さん、お笑いコンビ「ミルクボーイ」の内海崇さん、駒場孝さんが登場した。山口監督は同作では、スネ夫が活躍するといい、「弱いけど強くなりたい。みんなの代表としてスネ夫を描きました」と明かした。

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 同作では、のび太たちが、ピリカ星の大統領のパピと共に反乱軍に立ち向かう姿が描かれ、スネ夫が戦いに対して弱気になる場面がある。山口監督は、「スネ夫は正論をいっている。でも、同調圧力によって思ってもいない方向にいってしまうところがある」と説明し、スネ夫が頑張る姿を見て「もうひと頑張りするぞと思っていただきたい」と話した。

 イベントには、ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫も登場した。松岡さんが「ドラえもんら5人の中から一緒に宇宙旅行に行くとしたら誰を選ぶ?」と聞かれる一幕があり、スネ夫を指名。松岡さんは「本作で私はスネ夫くんに励まされるシーンがあった。迷ったり、戸惑ったりを隠さずに見せてくれた。もし、一緒に宇宙に行っても弱音を吐き合えるんじゃないか」と理由を語った。スネ夫は「それはプロポーズと考えていいんでしょうか」と喜んでいた。

 劇場版最新作は、1985年に公開された「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争」のリメークで、新たな脚本でアニメ化。宇宙船が3DCGで描かれるなど、「STAND BY ME ドラえもん」などの白組協力の下、さまざまな進化を遂げる。のび太たちが小さな星・ピリカ星の大統領・パピと出会い、ピリカ星の反乱軍に立ち向かおうとする。

 「超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!」の監督で、「映画ドラえもん のび太の月面探査記」で演出を担当した山口さんが監督を務め、「交響詩篇エウレカセブン」などの佐藤大さんが脚本を手掛ける。松岡さんがパピの姉・ピイナ役、ミルクボーイの内海さんがパピを守るために立ち上がる地下リーダー役、駒場さんが同じくパピを守ろうとする宇宙船のパイロット役で出演する。

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