130年以上の伝統を誇る最古のラグビー大会「ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ」。今シーズンの第2節ウェールズ対スコットランド戦では、元スコットランド代表主将としても活躍したグレイグ・レイドロー選手が解説を務めた。レイドロー選手は今年の優勝国について「もちろんスコットランドだよ。今年はかなりの接戦になるだろうね」と予想していたが、同試合ではウェールズが勝利を収める結果となった。試合後、レイドロー選手が両国のプレーを振り返り、第3節への展望を語った。

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　－－日本での初解説、視聴者からの反響が非常に大きく極めて好評でした。今のお気持ちを聞かせてください。

　日本のテレビの仕事に関わることができて、エキサイティングな気持ちだよ。しかもシックス・ネーションズという数多くの経験をした大会に関われてうれしい限りだ。今住んでいる日本でスコットランドのことを広められるのはいいことだし、日本に限らず世界中にラグビーを広めていければと思っているよ。

　－－試合の結果は残念でしたが、悔しさはありますか？

　今夜はウェールズが素晴らしかった。ディフェンスがよかったね。スコットランドは友人がたくさん出場していたので勝つところを見たかった。結果は残念だけどいい経験になったと思う。フランス戦に向けてしっかり切り替えて、強い気持ちで臨んでほしいね。

　－－スコットランドの課題はどこにあると感じましたか？

　まずは規律をしっかり守らなければならないし、それにはメンタルも関わってくると思う。特に後半から出場した選手のペナルティーが多く見受けられたので、そこは要修正だね。こうした接戦ではピンチの場面で耐える忍耐力を身につける必要がある。今日の反省点を生かすことができればフランスに勝つチャンスは十分あると考えているよ。フランスとアイルランドの一戦（第2節）はタフな試合になると思うので、疲労度も一つの要素になるだろうね。

　－－最後に第3節フランス戦の展望をお願いします。

　次はホームゲーム。スコットランド人の前でプレーできるということで、主将のスチュアート・ホッグをはじめチームが誇りを持っていいパフォーマンスをしてくれると思う。僕自身も楽しみにしているよ。

　＊……WOWOWでは、3月20日まで「ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ」全15試合を連日独占放送・ライブ配信中。第3節のスコットランド対フランス戦が2月26日午後11時からWOWOWオンデマンドで配信、27日午前7時15分からはWOWOWライブで放送される。イングランド対ウェールズ戦は27日午前1時半から、アイルランド対イタリア戦は午後11時45分から、それぞれWOWOWプライム・WOWOWオンデマンドで放送・配信される。

　また、2月18日に開幕したラグビーの世界最高峰リーグ「スーパーラグビー　パシフィック」では、毎節注目の2試合を実況・解説付きで放送中。WOWOWオンデマンドでは全試合を独占ライブ配信している。