輪るピングドラム:劇場版「RE:cycle of the PENGUINDRUM」 上坂すみれが新キャラ・プリンチュペンギンに やくしまるえつこメトロオーケストラが後編主題歌

「RE:cycle of the PENGUINDRUM」の予告編の一場面(C)イクニチャウダー/ピングループ(C)2021 イクニチャウダー/ピングローブユニオン
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「RE:cycle of the PENGUINDRUM」の予告編の一場面(C)イクニチャウダー/ピングループ(C)2021 イクニチャウダー/ピングローブユニオン

 「少女革命ウテナ」などで知られる幾原邦彦監督のオリジナルアニメ「輪(まわ)るピングドラム」の劇場版「RE:cycle of the PENGUINDRUM」で、上坂すみれさんが新キャラクターのプリンチュペンギンを演じることが分かった。YouTubeで公開された予告編で、完全新作パートとなる映像が初解禁された。新キャラクターのプリンチュペンギンがお披露目されたほか、プリンセス・オブ・ザ・クリスタルのような姿をした荻野目桃果も登場した。劇場版は前後編で、やくしまるえつこメトロオーケストラの新曲「僕の存在証明」が後編の主題歌となることも分かった。

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 上坂さんは「まさかの新キャラクターを演じさせていただきます! リアルタイムで見ていた大好きな作品が、再び動き出すなんて……! 一ファンとしてただただ興奮しております。ぜひ、お楽しみに!」とコメント。

 荻野目桃果役の豊崎愛生さんは「10周年おめでとうございます! 作品を愛し続けてくれた皆様のおかげで再び桃果として声を出せることがかない、感謝でいっぱいです。しかも劇場版では、あの姿で登場するなんて……! このお話は、世の中の在り方が目まぐるしく移り変わる今、普遍的だったはずの日常を見つめ直す、一つのきっかけになるんじゃないかと思います。たくさんの愛を込めて桃果を演じています。10周年、また一緒に生存戦略しましょう!」と話している。

 「輪るピングドラム」は、2011年に放送された幾原監督のオリジナルアニメ。病気で余命わずかの妹を助けるため、2人の兄が「ピングドラムを探せ」という謎のメッセージを受けて奔走する。劇場版は、テレビアニメ全24話を再構築し、完全新作パートを追加する。前編が4月29日に公開される。

 ◇スタッフ(敬称略)

 監督:幾原邦彦▽副監督:武内宣之▽原作:イクニチャウダー▽キャラクター原案:星野リリィ▽脚本:幾原邦彦、伊神貴世▽キャラクターデザイン:西位輝実、川妻智美▽色彩設計:辻田邦夫▽美術:中村千恵子(スタジオ心)▽アイコンデザイン:越阪部ワタル▽CGディレクター: 越田祐史(スタジオポメロ)▽VFX:田島太雄▽撮影監督:荻原猛夫(グラフィニカ)▽編集:黒澤雅之▽音響監督:幾原邦彦、山田陽▽音響効果:三井友和▽音楽:橋本由香利▽音楽制作:キングレコード▽アニメーション制作:ラパントラック▽製作:ピングローブユニオン▽配給:ムービック

 ◇キャスト(敬称略)

 高倉冠葉:木村昴▽高倉晶馬:木村良平▽高倉陽毬:荒川美穂▽荻野目苹果:三宅麻理恵▽多蕗桂樹:石田彰▽時籠ゆり:能登麻美子▽夏芽真砂子:堀江由衣▽渡瀬眞悧:小泉豊▽荻野目桃果:豊崎愛生▽プリンチュペンギン:上坂すみれ

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