映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ:劇場版で音響にこだわり PUNPEE手がける劇伴 意図的に静寂も

「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」の劇伴を担当するPUNPEEさん(左)(C)P.I.C.S./映画小戸川交通パートナーズ
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「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」の劇伴を担当するPUNPEEさん(左)(C)P.I.C.S./映画小戸川交通パートナーズ

 2021年4~6月に放送されたテレビアニメ「オッドタクシー」の劇場版「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」(木下麦監督)が4月1日に公開され、人気ラッパーのPUNPEE(パンピー)さんが手がける劇伴、主題歌「ODDTAXI」が話題になっている。

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 PUNPEEさんは、テレビアニメ「オッドタクシー」で初めてアニメの劇伴を担当。劇場版では、テレビアニメの劇伴が劇場用に5.1チャンネルミックスされており、主題歌「ODDTAXI」も特別仕様にリミックスされた。SNSでは「大音量でPUNPEEの音楽を聴けたから満足」「映画館の音響で素晴らしい音楽を聴けてぜいたく」といった反響が上がっている。

 木下監督は、音響を劇場版の注目ポイントとして挙げており「(映画後半の)カーアクションのシーンは派手に格好よく、逆に静寂を意図的に使って緊張感を出してるシーンもあるので、そういうところは映画館の音響でぜひ聴いてほしいです」と話している。劇場版では「ヤノの登場シーンで、PUNPEEさんの方から新規で作らせてほしいというありがたい提案をいただき、そういうことならぜひお願いします、という感じで作ってもらいました」と明かした。

 劇場版の特別仕様にリミックスされた「ODDTAXI」について、木下監督は「イントロが小気味よく、爽やかさが増して、ドライブのシーンにいい感じにマッチしたなという印象でした。あと映画館の環境で聴けるのもサラウンド感があって最高でした」とコメント。

 PUNPEEさん自身も、劇場版について「個人的な見どころとしては音楽・劇伴ですかね! いろいろと映画用に試行錯誤したり、アレンジした部分があるので、そこを楽しみにしてほしいです」と語っている。

 入場者プレゼント第2弾として樺沢、ドブ&関口、大門兄弟の証言メモが4月8~14日に配布されることも発表された。

 「オッドタクシー」は、タクシー運転手の主人公・小戸川が乗せる癖のある乗客とのやりとりが、一人の少女の失踪事件につながっていく……というストーリー。劇場版は、テレビアニメのエピソードを再構成し、衝撃の最終回の“その後”も描かれる。

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