上野樹里:“父”松重豊は「すごく可愛らしい」 火曜ドラマ「持続可能な恋ですか?」で父娘のダブル婚活

ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」で主演を務める女優の上野樹里さん (C)TBS
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ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」で主演を務める女優の上野樹里さん (C)TBS

 女優の上野樹里さんが主演を務める連続ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(TBS系、火曜午後10時)が、4月19日からスタートする。ドラマは、上野さん演じるヨガインストラクターの沢田杏花(きょうか)が、父・林太郎(松重豊さん)と共に“ダブル婚活”に挑む姿を描くオリジナル作品。「登場人物たちの恋愛模様が本当にさまざまで、きっと誰かに『私はあてはまるな』という感じで見ていただけるのかなと思います」と話す上野さんに、ドラマの見どころや、役作りについて聞いた。

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 ドラマは、「ダメな私に恋してください」「あなたのことはそれほど」「初めて恋をした日に読む話」など、同枠のドラマを手がけてきた吉澤智子さんが脚本を手掛けるラブストーリーだ。

 上野さんが演じるヨガインストラクターの杏花は、母・陽子(八木亜希子さん)が他界した2年前に実家へ戻り、現在は父と2人暮らし。生徒の前では「心身ともに穏やかな暮らし」を送っているように見せているが、実際はいつもバタバタと何かに追われている。おおざっぱな性格で、家事は雑になりがち。父に巻き込まれる形で婚活を始め……という役どころ。

 元々、ピラティスを週に4~5回行っていたという上野さん。今作でヨガインストラクターを演じるために、ヨガのポーズを練習したというが、インストラクターとして生徒の体を触る、といった動きは撮影現場で挑んだ。

 「鏡で対になっているので、生徒さんには『右手を』と言いながら、私は左手を上げたり。モニターで自分が教えているところをチェックして、『もっとこうしないとだめだな』と思ったりしながら撮影していきました」と話す。

 インストラクターとして説得力を持たせるためにも、空き時間にはセリフを言いながらポーズをとる練習を行っている。また、体が硬くならないためにも、筋膜ローラーで筋膜をほぐすことを心がけているといい、「ヨガのシーンは、家で一緒に体を動かして見ていただけるといいなと思います」と話す。

 杏花の印象については、「お父さんのことまで面倒を見られないところとか、杏花の部屋のぐちゃぐちゃさを見ると、ヨガの教えのように、丁寧には生きられていないと感じます。雑でズボラな杏花だけど、根っこは父にも優しい女性ですね」

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 ドラマには、杏花と出会うことになるシングルファーザー・東村晴太(せいた)役で田中圭さん、杏花と18年ぶりに再会する幼なじみ・不破颯(ふわ・はやて)役で磯村勇斗さん、林太郎と婚活パーティーで運命的に出会う女性・日向明里(ひなた・あかり)役で井川遥さんも出演。

 先日行われた制作会見では、第1話の見どころについて、父娘が一緒に行く婚活パーティーのシーンを挙げていた上野さん。井川さん演じる美人整形外科医の明里に、“父”松重さんがグイグイ行っていたと明かしていたが、「視聴者としては、ほほ笑ましいなと思うんですけど、杏花の立場としては、食い気味になって話しているわーって(笑い)。見ていて面白いなと思う」と話す。

 父親役の松重さんとは、撮影現場ではたわいもない話をしているといい、「放っているオーラがすごく可愛らしくて。椅子に座っているだけでほほ笑ましい気持ちになるのはどういうことなんですかね!?」と話していた。

 「杏花は、『今は結婚したくない』と言っていますが、ドラマには『恋人と同棲(どうせい)しているけれど、一向にプロポーズがない』など、さまざまな恋の悩みを持つ人が登場します」と明かしながら、「私たちの世代にも共感していただけると思いますし、恋ってワクワクしたりドキドキしたり、ハラハラしたり(笑い)大人たちの純恋愛物語を見て明るい気持ちになって、『明日もまた頑張ろう!』って息抜きに楽しんで見ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

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