荒川弘さんの人気マンガを実写化した映画2部作「鋼の錬金術師 完結編 復讐(ふくしゅう)者スカー/最後の錬成」(曽利文彦監督)で、エドワード・エルリックを演じた人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんのオフショットが7月2日、公開された。併せて、CGメーキング映像を見ながら山田さんらキャスト陣が撮影を振り返る特別映像も解禁になった。
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オフショットは、撮影をともにした犬を優しくなでながら休憩する山田さんが、満面の笑みを浮かべる姿が写し出されている。
特別映像には、山田さん、ウィンリィ・ロックベル役の本田翼さん、ロイ・マスタング大佐役のディーン・フジオカさん、リザ・ホークアイ中尉役の蓮佛美沙子さんが登場する。
本作のすべての作業は約16カ月に及び、カット数は約2000、スタッフは延べ300人が参加。CGの割合が90%だったことが明かされ、山田さんは「そうだと思います。まっけん(新田真剣佑さん)の目の色味や、太陽の光など含めて微妙にいじらなきゃいけない部分もある」と振り返った。
「鋼の錬金術師」は、「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で2001~10年に連載された。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エドワード・エルリックとアルフォンス・エルリックの兄弟が、失った体を取り戻すため「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。アニメ化もされ人気を博した。2017年には1作目の実写映画が公開された。
新作は、マンガ「鋼の錬金術師」の連載20周年を記念した新プロジェクトとして公開された。2部作の前編となる「復讐者スカー」は、“傷の男(スカー)”を中心とした物語。かつて国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐のために、すべての国家錬金術師の抹殺を誓うスカーが、エドと相対することになる。後編「最後の錬成」は、ホムンクルスたちの生みの親“お父様”(内野聖陽さん)との戦い、その後のエドとアル(水石亜飛夢さん)、仲間たちの物語が展開し、原作の最終話までを描く。
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