薬屋のひとりごと
第13話 外廷勤務
12月27日(金)放送分
女優の當真あみさんが、直木賞作家の辻村深月さんのベストセラー小説が原作の劇場版アニメ「かがみの孤城」(原恵一監督)で主人公・こころの声優を務めることが7月28日、明らかになった。當真さんは、今年1月期に放送された「妻、小学生になる。」(TBS系)でドラマ初出演を果たした15歳の女優で、「カルピスウォーター」(アサヒ飲料)の第14代CMキャラクターを務めたことも話題になっている。参加者が1000人を超えるオーディションを勝ち抜き、主人公の座を射止めた。7月21日に公開された特報で、こころの“声”のみがお披露目され、話題になっていた。
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當真さんは「こころちゃん役に決まったと聞いた時は本当にびっくりして、聞き間違いじゃないかと思いました。原作の『かがみの孤城』はお薦めされて読んだ後、自分でも買って読み返したくらい好きな小説だったので、すごくうれしいです」と喜んだ。声優のオーディションに挑むのは初めてだったといい、「こういう感じでいいのかなと不安もありながら、こころちゃんと自分が似ているところがあると思ったので、どうしてもこころちゃん役を勝ち取りたいと思って必死に練習して挑みました」とコメント。
「こころちゃんは少し臆病なところもあって、私自身ちょっとしたことや思っていることを口に出せないことがあるので、そういうところが自分と似ている気がします。原作を読んでいる時に、こころちゃんのことを応援したいと思いながら読んでいたので、同じように、見ていただく皆さんに応援してもらえるような作品にできるよう頑張ります」と意気込みを語っている。
原監督は、當真さんの起用理由について「當真さんの無垢(むく)で真っさらな声や、言いたいこともなかなか言えないようなたどたどしさ、當真さんの今とこころの今がぴったり一致していて、こころは彼女だと思いました。こころを見つけました」と話している。
原作の辻村さんは「原監督は私が多感な時期にとても影響を受けた方です。その原監督に今回、『かがみの孤城』をお願いできることに大きな幸せを感じています。スクリーンで生きて動くみんなに会えるのを、今からとても楽しみにしています」と期待を寄せている。
劇場版アニメが12月23日に公開されることも発表された。こころが描かれたポスタービジュアル、物語のカギを握るオオカミの面を被った不思議な女の子・オオカミさま、こころが登場する特報も公開された。
「かがみの孤城」は、青春期独特の繊細な感情や感性を描いたファンタジーミステリー。2018年に全国の書店員が「一番売りたい本」を選ぶ「本屋大賞」を受賞した。学校での居場所をなくして家に閉じこもっていた中学生・こころの部屋の鏡が光り始め、吸い込まれるように鏡をくぐり抜けると、城のような不思議な建物にたどり着く。こころと似た境遇の7人が集められ、城の中には秘密の鍵が隠されており、鍵を見つけた者は何でも願いがかなう……という展開。
アニメは、「クレヨンしんちゃん」シリーズや「河童のクゥと夏休み」などで知られる原さんが監督を務め、「ソードアート・オンライン」などのA-1 Picturesが製作する。
「かがみの孤城」は映像化がかなり難しい小説なのではないかと感じていました。しかし、アニメであれば作中の城の世界観や、主人公たちの思いを原作の持つ雰囲気のまま届けていただけるのではないか、と想像が膨らみ、ぜひお願いしたいと思いました。
書いている時には気づかなかったのですが、自分の部屋の鏡を入り口に城に出かけるという設定は、自分が10代の頃、本やアニメ、映画に求めていたことそのものだなと感じています。ページを開けばそこに自分の居場所がある。読んでいる間は主人公たちの仲間になる。今回の映画も誰かにとってのそんな存在になってくれたら、とてもうれしいです。
また、原監督は私が多感な時期にとても影響を受けた方です。その原監督に今回、「かがみの孤城」をお願いできることに大きな幸せを感じています。スクリーンで生きて動くみんなに会えるのを、今からとても楽しみにしています。
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