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第7話 チームを襲う宿命…父子が奏でる涙
5月24日(日)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)。8月28日放送の第33回「修善寺」では、これまで無慈悲に人を殺(あや)め、「アサシン(暗殺者)」として視聴者に恐れられてきた善児(梶原善さん)の切ない最期が描かれた。
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前週第32回「災いの種」のラストで、失意と憎しみの中、鎌倉を離れた源頼家(金子大地さん)。第33回では、鎌倉で、政子(小池栄子さん)の次男・実朝(嶺岸煌桜さん)を鎌倉殿とする新体制が始まるも、伊豆の修善寺に送られた頼家は、「鎌倉殿はこのわしだ」と認めず、「北条の者どもの首をはねる」と復讐(ふくしゅう)の炎を燃え上がらせる。
やがて、京の後鳥羽上皇(尾上松也さん)の院宣を受けて鎌倉へと攻め込むという頼家の計画が露見。義時(小栗さん)は「頼家様を討ち取る。これは謀反」と腹を決め、善児に暗殺を命じる。
ある夜、猿楽師に交ざって頼家へと近づいた善児は、一騎打ちのさなか、自分が殺めることができなかった子「一幡」の名前を目にし、一瞬ちゅうちょしたことで、傷を負い、危機に陥る。
そこで善児の弟子のトウ(山本千尋さん)が、背後から頼家を斬り、善児を救ったかに見えたが、その後すぐにトウは、「ずっとこの時を待っていた」と瀕死の善児にトドメを刺す。それは子供の頃、同じ修善寺で善児によって殺された自分の両親の敵を取った瞬間だった……。
梶原さんは善児の最期について、「きっと、一幡とのちょっとした生活によって、人の痛みというか、そういうのが重々身にしみたので、トウの気持ちもしっかり避けることなく受け止めたんだと思います」と考えを明かす。
「正直まだまだ暗躍し続けたかったんですが、自分の蒔(ま)いた種によって去ることになってしまいました」とも話していて、「もう潮時かなという気もしますので、よかったんじゃないかと思います」と最後は納得の退場となった。
「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。
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