唐田えりか:「本音つかめない女」役で映画主演 オーディションで抜てき「本当に感謝しています」

映画「の方へ、流れる」で主演を務める唐田えりかさん
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映画「の方へ、流れる」で主演を務める唐田えりかさん

 女優の唐田えりかさんと俳優の遠藤雄弥さんのダブル主演映画「の方へ、流れる」(竹馬靖具=ちくま・やすとも=監督)が、2022年11月26日に公開されることが9月9日、発表された。唐田さんは、オーディションで主人公の里美を演じることが決まり「里美を演じさせていただけたこと、本当に感謝しています」とコメントした。

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 唐田さん演じる里美は、思ったことを素直に口にしているようで、どこか本音がつかめない女性。ある日、里美が姉の雑貨店で店番をしていたところ、恋人を待つ智徳(遠藤さん)が現れる。「お互いのことを知らないから言えることもある」と、やがて2人はひかれ合っていく。

 唐田さんは「竹馬監督とはオーディションの際に初めてお会いしましたが、自分の声を芯の部分から真に聞いてくださる方で、演出していただきながら、自然と心が開き、自分が限りなく自分になっていくのを感じました。不思議な引力のある本作を公開まで楽しみにしていただけたら幸いです」とアピールした。

 遠藤さんは「今回、竹馬監督、共演者の唐田さんとご一緒できたことをとても光栄に思いました。男女2人の内側に巻き起こっているいろいろな感情と思考を、少しでも皆様に、ああでもないこうでもないと感じてもらえたら幸いです」と話している。

 竹馬監督は「唐田さんと遠藤さんの演技をもっと見ていたかったです。それくらい深く響く演技をお二人がしてくださいました。会話を中心として物語が進んでいくので、撮影中カメラの後ろからお二人の掛け合いを凝視しているのは多くの発見がありとても豊かな時間でした」と振り返った。

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