ドラゴンボールDAIMA
第6話 イナヅマ
11月18日(月)放送分
ドジだけどクールな男子たちの日常を描く人気マンガが原作のテレビアニメ「クールドジ男子」が10月10日にスタートする。メインキャラクターである4人のクールドジ男子の一人、19歳の専門学生の四季蒼真を演じるのが、人気声優の千葉翔也さんだ。千葉さんは、童顔で明るい性格の蒼真を「可愛い系男子」と表現し、「盛らずに、個性をそぎ落とす」ことを意識して演じたという。アフレコの様子、自身の“ドジ”な一面について聞いた。
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「クールドジ男子」は、スクウェア・エニックスとpixivのマンガサイト「ガンガンpixiv」で連載中。クールで格好いいけれど実はドジな“クールドジ男子”の日常がコミカルに描かれている。アニメは、さまざまなタイプの4人のクールドジ男子を千葉さん、小林千晃さん(一倉颯役)、内山昂輝さん(二見瞬役)、梅原裕一郎さん(三間貴之役)が演じ、豪華キャストが集結した。
千葉さんは原作を読み、クールドジ男子一人一人を「すごく普通の男性」と感じたといい、「変に個性を押し出しているのではなくて、4人は自然に生きているんだなと思いました」と話す。千葉さんが蒼真を演じる上で大事にしたのは、彼の「明るさ」だった。
「最初、蒼真はいわゆる可愛い系男子で、キュートな声なのかなと思っていたんです。でも、彼の明るさは、テンションの高さではなくて、自分の失敗に前向きだったり、友人とのコミュニケーションにポジティブである部分に出ていると感じました。明るい人とも、そうじゃない人とも仲良くなれるようなフランクさがある。だから、声で可愛さや人懐っこさを表現するのではなくて、しゃべり方なのかなと」
蒼真の可愛さを際立たせるのではなく、「収録前に作っていったものより個性をそぎ落としている感じがあるかもしれません。盛らなくていい。変に盛り上がらない」と、ナチュラルな表現を心がけたという。
「蒼真がドジをする時も、アニメ的な盛り上がりというよりは、会話の中でちょっと照れるとか、自然な日常の中でシーンが進行していくので、蒼真の感情の流れを感じながら演じられることがとても楽しいです。視聴者の方も、声の聞こえ方よりも、蒼真自身を見て『こういう人なんだな』と察してくれるというか、そういうふうに一人一人のキャラクターの魅力が自然と伝わる作品なのかなと思います」
作品にちなみ、千葉さんに「クールドジ男子な一面はある?」と聞いてみると「完全なるノーです」という答えが返ってきた。
「クールさもないですし、ドジでもないと思います。僕の場合は、ドジではなく“ミス”が多いんです(笑い)。クールドジ男子たちは、ミスギリギリ手前のドジなのかなと思っているんですけど、僕は地味に迷惑なミスをしてしまう。コンビニでチャージされていないICカードを出しちゃうとか。そういうのって、可愛くなくて人を困らせるから、ドジじゃなくてミスなんです」
千葉さんが言うミスも可愛らしいドジのような気もするが、「彼らとは似ているけど違う感じなんだよな」と苦笑いしていた。では、自身を「●●男子」と表現するなら?
「僕は優柔不断男子です。買い物する時も、決断するのに平気で何週間もかかりますし。服を買ったとしても、実際着るまでにすごく時間がかかります。新しく買った服だから着るのを楽しみにしているんですけど、ベストの日におろしたいんです」
「クールドジ男子」の話から千葉さんの日常が垣間見えた気がする。アニメでも、可愛らしいドジを連発する男子たちの日常を見守りたい。
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