放課後カルテ
第6話 そんな状態では見えるもんも見えないぞ
11月16日(土)放送分
10月8日に韓国・釜山で開催された「第4回アジアコンテンツアワード(ACA)」授賞式で、昨年7月期の連続ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS系)に主演した俳優の鈴木亮平さんが主演男優賞を受賞した。鈴木さんは現地の授賞式に出席し、韓国語であいさつと自己紹介をし、その後は英語で、受賞の喜びと新型コロナウイルス感染症と闘う医療従事者への敬意を込めてスピーチした。
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「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は、「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチームを描いた本格医療ドラマ。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で、危険な事故、災害、事件の現場に駆けつけ、「一人も死者を出さないこと」というミッションのもと任務にあたる姿を描いた。2023年には映画の公開も決定している。
ACAは、2019年に釜山国際映画祭とアジアコンテンツフィルムマーケットに併せて開催。アジア全域で過去1年間に制作された優秀なテレビ、動画配信サービス、オンラインコンテンツを対象に、優れた作品や俳優を表彰する。今年は3年ぶりのオフライン開催。ベストコンテンツ賞、ベストアジアアニメ賞、俳優賞、新人賞、作家賞に加え、新設されたベストアジアドキュメンタリー賞、助演賞など12部門が発表された。
鈴木さんとドラマのプロデュースを手がけた高橋正尚さんのコメントは以下の通り。
このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄です。「TOKYO MER」は医療従事者についての物語です。私たちはこのドラマを、すべての医療従事者、そしてその家族への尊敬を込めて、特に2019年以降、現在に至るまで、最前線で新型コロナウイルスと闘い続ける方々の勇気をたたえたいという思いで作りました。この受賞の名誉は彼らのものです。東京、日本、韓国、そして世界中すべての医療従事者の方々にこの賞をささげたいと思います。
アジア全地域からさまざまなコンテンツが集まる中、とても栄誉ある賞を受賞された亮平さん! 誠におめでとうございました!
自らを危険にさらしても、誰かのために困難に立ち向かう。そんな医療従事者の皆さんの勇気にエールを、と思い立ち上げた企画でしたが、我々制作者の思いを、亮平さんをはじめキャストの皆さんが我々が思い描いた以上に真摯(しんし)に体現してくださったおかげで、多くの方々に愛していただける作品になり、来年には劇場版を公開させていただくほど大きく成長させてくださいました。
鈴木亮平という俳優に出会えたことを、そして彼の雄姿をアジアの皆さんにお見せできたことを心から誇りに思います。
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