キス×kiss×キス~メルティングナイト~:“最高のキスシーン”だけを映像化 ドラマP「“超ご褒美ドラマ”に」

ドラマ「キス×kiss×キス~メルティングナイト~」のビジュアル(C)エイベックス通信放送/とろける夜製作委員会
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ドラマ「キス×kiss×キス~メルティングナイト~」のビジュアル(C)エイベックス通信放送/とろける夜製作委員会

 “最高のキスシーン”だけを映像化した恋愛疑似体験型ショートドラマ「キス×kiss×キス~メルティングナイト~」(テレビ東京ほか、水曜深夜1時)。シリーズ累計再生回数が2億回を超えたdTV発のオリジナルコンテンツ「キス×kiss×キス」シリーズを地上波ドラマ化したもので、とろけるようなキスシーンの連発に、SNSでは「キュンキュンが止まらない」といった声が上がっている。今作でプロデューサーデビューとなった同局の正井彩夏さんは、「一人でこっそり見るも良し、友達と見るも良し、それぞれ好きな楽しみ方を見つけてもらえたら」と話す。キスシーンの撮影の裏側や、地上波版の見どころを聞いた。

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 「キス×kiss×キス」シリーズは、人目を気にせず見られる“キス体感コンテンツ”として注目を集め、配信発のコンテンツとしては異例のヒットを記録しているdTV発のオリジナルコンテンツ。

 同シリーズの魅力について、「あらゆるシチュエーションのキスシーンをただただ美しく描いているところが、最高にすてき」と考えている正井さん。「深夜にみんなでとろけるようなキスを見て、はしゃいでもらえたら面白いな」という思いから地上波進出に至った。

 完全オリジナルの新作として書き下ろされたという地上波版では、キスに至るまでのドラマをボリュームアップさせたという。“リモート会議”中のキス、友達関係だった2人による浴衣でのキス……など、“背徳感”と“緊張感”があふれ出るようなシチュエーションのキスを描くといい、「リアルなエピソードから、チャレンジングなエピソードまで幅広く組み込むなど、多くの人の心を震わせられるようなコンテンツになるように考えました」と明かす。

 そんなキスシーンの撮影は、キャスト陣が緊張しすぎないような雰囲気で行われている。テークを複数回撮ることに加えて、1テークが長いというが、正井さんは「皆さんだんだん慣れてきて、いろいろなアドリブができるようにまでなっていました(笑い)」と明かす。

 定点での撮影のほか、カメラマンが360度動いて撮影を行うなど、躍動感のある画を目指しているといい、「『キス×kiss×キス』シリーズを手掛けてきた最強な制作陣の皆さんとともに、本気で、目を離す隙(すき)もなくあっという間に“美しく楽しく魅せられたキスシーン”に誘うことを追求しています」と話す。

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 そんな正井さんは、2019年4月に同局に入社。編成局宣伝部(現総合マーケティング局総合プロモーション部)に配属され、ドラマやバラエティー番組の宣伝担当を2年間務めた経験を持つ。その後、昨年6月に配信ビジネス局配信ビジネスセンターに異動。配信や海外展開など、放送された作品の“その先”のプロデュースを行う「コンテンツプロデューサー」などを担当。今年10月クールからプロデューサーになった。

 「ビジネス的な観点を持って、深夜ドラマや配信番組に関わりたいと思っていた」という正井さん。現在の活動に、宣伝部時代に学んだことは生きているといい、「宣伝の大切さは日々感じていたので、番組全体の目標を設定して、そこから逆算した宣伝計画や宣伝施策を綿密に立て、チーム一丸となって宣伝に力を入れています」と話していた。

 最後に、「ツッコミどころ満載なエピソードもちりばめているので、毎週どんなエピソードが繰り広げられるのか妄想しながら待っていてほしいです!」とアピールした正井さん。「今までの深夜ドラマにない“超ご褒美ドラマ”をお届けしますので、“ながら見禁止”でお願いします!」と呼びかけた。

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